シュレッダーの紙くずが片側にたまる|回転する22L箱を選ぶ条件

シュレッダーの紙くずが投入口の下へ片寄り、満杯前の均し作業や廃棄時の散乱に困る総務担当者へ。回転する22L箱、定格6枚、連続25分、廃棄動作の確認方法を解説します。

シュレッダーの紙くずが片側にたまる|回転する22L箱を選ぶ条件

シュレッダーを使うたび、投入口の真下だけに細断くずが山になり、箱全体には余裕があるのに満杯のように見えることがあります。ごみを捨てる前に箱を揺すったり、内部へ手を入れて均したりする運用は、安全面から避けるべきです。

この困りごとには、細断中にダストボックスが回転して紙くずを分散する機種が候補になります。この記事では、箱の容量だけでは分からない偏りへの対策と、投入から廃棄までの動作を確認する方法を説明します。

何枚で山ができるかを記録する

現在の機械で紙くずが片寄るなら、まず満杯表示が出るまで使い続けず、同じ種類のA4コピー用紙を一定枚数ずつ処理します。10枚、20枚と累計を記録し、透明窓や取扱説明書で認められた確認方法で、山の頂点がどこまで来たかを見ます。

記録するのは、処理枚数、紙の種類、一回の投入枚数、箱を空にしてからの累計です。細断寸法や紙質が変われば、同じ枚数でもかさは変わります。現在の機械で「何L使えていないか」を推測するより、担当者が均し作業を始める枚数を把握するほうが、新しい機械と比較しやすくなります。

確認中も、細断部や紙くずへ手を入れません。山を崩す必要が生じた時点で処理を止め、電源を切ったうえで、取扱説明書にある廃棄手順へ移ります。

回転するダストボックスで分散する仕組みを確認する

GBC オプティマックス マイクロ GSHOPM22 は、細断中にダストボックスが回転するビンローテーション機能を備えています。商品説明では、細断くずを均一にならし、回転しない場合とのメーカー比較で収容力が33%増えるとされています。

この数値は、どの紙や使い方でも必ず容量が33%増えるという意味ではありません。比較条件と実際の紙質が異なる可能性があるため、購入判断では「箱の一部に山を作りにくくする機構」として捉えます。

回転機構があっても、満杯を超えて処理できるわけではありません。満杯表示、停止機能、廃棄時期については、商品の取扱説明書と社内ルールを優先してください。

22Lを一日の紙量へ当てはめる

候補商品のダストボックス容量は22Lです。しかし、L表記だけでは何日使えるか決まりません。紙の厚さ、細断くずの大きさ、投入頻度で収納量が変わるためです。

導入前は、現在のシュレッダーで一週間に処理するA4用紙の枚数を数えます。日常的に数枚ずつ処理する職場と、月末にまとめて処理する職場では、同じ22Lでも捨てる周期が異なります。

導入後の最初の一週間は、毎日の処理枚数と箱の状態を終業時に確認します。満杯になる直前まで詰めるのではなく、箱を安全に取り外せる量で廃棄する基準を決めます。担当者が変わっても同じ時点で確認できるよう、「毎週金曜」のような日付と、満杯表示の両方を使う方法が考えられます。

定格6枚と連続25分が普段の処理量に合うか測る

この機種の最大細断枚数はA4コピー用紙9枚、定格細断枚数は6枚、連続運転時間は25分です。普段の運用は最大9枚ではなく、定格6枚を基準にします。

一回に手へ取る紙を三日ほど数え、6枚を超える束がどの程度あるか確認してください。6枚を超える束を頻繁に小分けする必要があるなら、箱内の偏りを減らせても、投入作業の負担は残ります。大量の紙を一度に処理する職場では、回転式の箱より自動給紙機能を優先する選択肢もあります。

25分という連続運転時間も、一日の合計時間ではありません。実際の廃棄作業を始めてから終えるまでを測り、連続使用時間へ近づくなら、休止時間を取扱説明書で確認します。

2×15mmを文書廃棄ルールと照合する

細断方式は2×15mmのマイクロカットで、セキュリティレベルはP-5と記載されています。ただし、この表示だけで社内のすべての機密書類を処理できるとは決められません。

顧客情報、契約書、保存期限を過ぎた帳票など、処理したい文書を社内の情報セキュリティ規程や文書管理規程と照合します。溶解や委託処理を指定された文書は、細断寸法が細かくても社内シュレッダーへ入れません。

紙以外の対応物、ステープラー針、クリップ、ラベルなどについても、見た目や経験で判断せず、取扱説明書で確認します。箱内のくずを均一にできる機能は、投入できる物の範囲を広げる機能ではありません。

幅378×奥行378mmに廃棄動作を加える

本体外寸は幅378×奥行378×高さ625mm、重量は12.1kgです。床へ378mm四方の型紙を置くだけでなく、上からA4用紙を差し入れる空間と、ダストボックスを外して運ぶ経路を再現します。

本体の前や周囲へ段ボール、予備の紙、ワゴンがあると、箱を取り外す際に細断くずをこぼす原因になります。商品画像で箱の取り出し方向と持ち方を確認し、予定場所から廃棄場所まで、扉や椅子に当たらず運べるかを試してください。

梱包寸法は幅448×奥行435×高さ665mm、梱包重量16.2kgです。受け取り場所から設置場所まで、梱包状態で通れる幅と持ち運ぶ担当者も決めます。本体12.1kgを清掃のたびに持ち上げる前提ではなく、通常位置の周囲を清掃できる配置にします。

ダストボックスへ袋を掛ける運用とは両立しない

商品ページには、構造上、ダストボックスへごみ袋を掛けて使用できないという注意があります。細断くずを機械内の袋へ直接ため、袋だけを閉じて回収する現在の手順は、そのまま移行できません。

この機種では、袋を内張りするのではなく、外したダストボックスから回収袋や廃棄容器へ移す工程が必要です。紙粉を機械のそばで移したくない職場は、箱を廃棄場所まで運べるか、移し替える場所を清掃できるかを先に確認します。社内ルールで内張り袋の使用が必須なら、回転機構の利点があっても候補から外し、袋を装着できる別機種を選びます。

箱をひっくり返して捨てる場所を決める

商品説明では、まとまった細断くずをダストボックスごとひっくり返して捨てられると案内されています。実際に使う回収袋や廃棄容器へ、箱から紙くずを移す動作を事前に確認します。

袋の口が狭い、廃棄場所が風の通る屋外にある、箱を腰より高く持ち上げる必要があると、回転機構で均したくずでも散らばる可能性があります。広い作業面で袋を固定し、箱を急に反転させず、取扱説明書に沿って移します。

紙くずを捨てる前には電源を切り、プラグを抜く必要があるかを説明書で確認します。箱を外した状態で本体を作動させたり、細断部へ手や器具を入れたりしないでください。床へ散った紙くずの清掃方法と、袋を運ぶ担当まで備品管理の手順へ入れます。

偏り、処理量、廃棄動作が合えば候補になる

紙くずの局所的な山が停止や均し作業の原因になっており、袋を内張りしないダストボックスから安全にくずを移せる職場なら、この回転機構を候補にできます。

反対に、詰まりや投入作業の遅さが主な悩みである場合や、機械内で袋を使う廃棄手順を変えられない場合は別方式が必要です。条件が合う場合は、GSHOPM22の商品ページで回転機構と箱の形を確認 し、取扱説明書も含めて運用を決めましょう。

参考資料