会議後のペットボトルに飲み残しがある|20L回収ボックスを置く

会議後の飲み残し入り容器に困る総務担当者へ。20L飲み残し回収ボックスの設置面、空容器との分別動線、回収間隔、ペール台と清掃の運用を解説します。

会議後のペットボトルに飲み残しがある|20L回収ボックスを置く

会議や社内研修の後、飲み物が残ったペットボトルや紙コップが、そのまま資源回収箱へ入ることがあります。容器の回収量だけを増やしても、袋の中へ液体がたまる問題は解決しません。

この記事では、飲み残し入り容器の片付けに困る総務担当者へ、液体を20Lペールへ分ける回収ボックスの設置手順を説明します。液体の投入口、空容器の分別箱、回収担当者の動線を一続きにします。

どこで飲み残しが発生するか一週間記録する

最初に、飲み残し入り容器が見つかった場所、時刻、容器の種類を一週間記録します。会議終了直後だけ多いのか、自動販売機や休憩室でも発生するのかを分けてください。

現在の流しが遠い、場所を知られていない、会議終了時に一斉に片付けるため使えないなど、液体を捨てる前段階の原因も確認します。既存の流しで処理でき、容器用の分別箱まで無理なく移動できるなら、設備を増やす前に案内と動線を直せる可能性があります。

流しへ持ち込めない会場や、多数の容器を同じ時間帯に回収する場所では、専用の飲み残し回収ボックスを候補にします。

液体と空容器の回収先を隣接させる

20L飲み残し回収ボックス は、天板のざる容器から内部のペールへ液体を落とす構造です。このボックス自体は、空になったペットボトルや紙コップをまとめる容器ではありません。

利用者が「液体を捨てる」「空容器を分別する」の順に進めるよう、飲み残し回収ボックスの隣へ、職場の回収区分に合う容器用分別箱を置きます。二つが離れていると、液体を切った後の容器を回収ボックス周辺へ置き去りにしやすくなります。

ペットボトル、缶、紙コップの扱いは、自治体、建物、回収事業者のルールへ合わせます。キャップやラベルをどこで分けるかも含め、現場の表示を統一してください。

幅320×奥行460mmと正面作業域を確保する

本体外寸は幅320×奥行460×高さ950mmです。床へ同じ長方形をテープで示し、会議室の出入口、椅子を引く範囲、避難経路、清掃用具の通り道と重ならない場所を探します。

本体の正面では、利用者が容器を持って立つ範囲と、担当者が内部のペール台を扱う範囲が必要です。床の長方形だけを壁際へ収め、正面で人が行き違えない配置は避けます。

本体全体の高さではなく、実際の投入口位置で容器を傾ける動作も試します。身長や扱う容器の異なる利用者が、ざる容器へ無理なく注げるか確認してください。車椅子利用者など高さが合わない人も使う場所では、この一台だけを処理方法にせず、利用できる別の方法を用意します。

20Lへ達する前の回収間隔を決める

内部ペールの容量は20Lです。社員数や容器本数から推測せず、普段の会議や研修で実際に残った液体の量を測ります。一日の終わりに回収容器へ集め、量と発生日を記録してください。

ペールの上限まで液体をためる運用にはしません。ペール台を引き出し、回収先までこぼさず運べる量を職場で試し、その量へ達する前に交換する基準を決めます。通常日は少なくても、全社会議や来客イベントで増えるなら、その終了時を臨時回収の条件にします。

飲み残しをどこへ処理できるかは、建物管理者や清掃・回収担当者へ確認します。担当者が任意の排水口へ流す運用にせず、種類や量に応じた施設の手順を優先してください。

ペール台の出し入れと21.5kgの本体を試す

商品はペールを載せる台にキャスターを備えています。設置前に、正面からペール台を引き出し、通常の回収量を入れた状態で処理先まで運ぶ動作を試します。床の段差、扉、曲がり角で容器が傾かないかを確認してください。

本体重量は21.5kgです。本体全体を回収のたびに動かすのではなく、ペール台を扱える配置にします。床が傾く場所や、ペール台が通路へ転がり出る場所へは置きません。

キャスターは段差や傾斜を安全に越えられる保証ではありません。回収経路に階段や大きな段差がある場合は、満杯に近い液体容器をそのまま運ぶ方法を採らず、施設担当者と別の回収方法を決めます。

ざる容器とペールの清掃担当を決める

液体を回収した後は、天板、ざる容器、ペール、利用者が触れる周辺を確認します。商品ページには使用できる洗剤や具体的な清掃手順が示されていないため、材質を販売元へ伝えて手入れ方法を確認します。

回収時刻だけでなく、清掃を終えたことまで担当者が記録します。通常担当者が不在の日の代行者、異臭や漏れを見つけたときの使用停止、処理先への連絡方法も決めてください。

ざるへ固形物や空容器を押し込まないことを、投入口の近くへ表示します。商品には「飲み残し」と「食べ飲み残し」のシールが各1枚付属するため、実際の回収対象と一致する表示を選びます。対象外の物を例示する場合は、別の回収先も一緒に案内します。

回収する液体と使用停止時の行き先を決める

商品ページには付属シールの種類は示されていますが、どの飲料や食べ残しまで投入できるか、具体的な範囲は示されていません。水や茶と同じ扱いで、乳成分を含む飲料、果肉や氷が残る物、スープなども投入できると判断しないでください。職場で実際に出る物を挙げ、施設管理者、清掃担当者、販売元へ処理と手入れの可否を確認します。

投入口の表示には、対象物だけでなく対象外の物とその行き先も示します。利用者が迷った物をその場へ置く運用にすると、回収ボックスの周囲が未処理容器の仮置き場になります。判断できない物を持ち込む先を、清掃担当者が管理できる場所へ決めます。

清掃中、ペール回収中、異臭や漏れで使用を止めたときの代替先も必要です。使用停止の表示だけでは、飲み残し入り容器が隣の資源回収箱へ流れるおそれがあります。既存の流しなど代替先への案内を同時に出し、復旧を確認して表示を戻す担当まで決めます。

商品仕様は回収量と動線の判断に使う

  • 本体外寸: 幅320×奥行460×高さ950mm(パネルを含む)
  • ペール外寸: 幅216×奥行340×高さ430mm
  • 本体重量: 21.5kg
  • 容量: 20L
  • 本体材質: 電気亜鉛メッキ鋼板(粉体塗装)
  • 天板・ざる容器: ステンレス
  • ペール: ポリプロピレン
  • ペール台: キャスター付き
  • 付属品: 「飲み残し」「食べ飲み残し」シール各1枚

ざる容器とペール台の画像を商品ページで確認する

空容器の分別先と20L未満の回収を維持できれば候補になる

この回収ボックスを候補にできるのは、回収対象の液体を明確にでき、液体を捨てた直後に空容器を分別できる配置と、使用停止時の代替先を用意できる場合です。

二つの運用を現場で確認できたら、20L飲み残し回収ボックスを確認する と、飲料容器を資源回収へ出す前に液体を分ける選択肢を検討できます。

参考資料