研修テーブルの中棚に膝が当たる|棚なしを選ぶ条件

研修テーブルの中棚に膝やすねが当たるとき、中棚なしの3人用テーブルを候補にする確認手順。椅子との組み合わせ、足元、席幅を実地で確かめます。

研修テーブルの中棚に膝が当たる|棚なしを選ぶ条件

長時間の研修で姿勢を変えるたび、テーブルの中棚に膝やすねが触れることがあります。棚を外したテーブルへ替えても、脚部や隣席との間隔を確かめなければ、足元の窮屈さが残るかもしれません。

この記事では、研修室のテーブルを選ぶ総務・施設担当者へ、中棚のない3人用テーブルを候補にする手順を説明します。現在起きている接触を記録し、実際の椅子と着座人数で足元を確かめます。

膝とすねが当たる場所を座席ごとに記録する

最初に、現在のテーブルで接触が起きる座席、利用者の姿勢、触れる場所を記録します。膝が中棚の下面へ当たるのか、すねが棚の前縁へ触れるのか、テーブル脚に靴が当たるのかを分けてください。

椅子の座面高や奥行き、背もたれから机までの距離も一緒に測ります。同じテーブルでも、椅子を高くしたときだけ膝が上がる場合や、資料を見るため前へ座ったときだけ接触する場合があります。

一人の感想だけで決めず、普段使う椅子と研修時間で複数人に確認します。テーブルの高さだけではなく、椅子と姿勢を組み合わせたときの問題として捉えます。

中棚だけをなくしたいのか幕板も不要なのかを分ける

膝が当たる原因が中棚なら、必要なのは足元へ張り出す棚をなくすことです。幕板までない構成にするかは、別の条件として決めます。紹介する商品は中棚も幕板もないため、対面配置や前方から足元が見える配置では、視線を遮る役割もなくなります。

商品ページには、同じシリーズの選択肢として幕板付きタイプも案内されています。足元の接触を避けながら視線も遮りたい場合は、中棚の有無と幕板の有無を分けて比較してください。膝が当たるからという理由だけで両方を外すと、導入後に別の使いにくさが生じます。

また、中棚を資料や手荷物の一時置き場にしていた研修では、棚なしへ替える前に代わりの置き場が必要です。足元を空ける目的と、床や通路へ物を置かない運用を両立できない場合は、テーブル交換だけで解決しようとせず、室内の収納方法も先に決めます。

中棚なしでも天板下の寸法を確認する

中棚のない3人用スタッキングテーブル は、幅1800×奥行600×高さ700mmです。中棚と幕板がないため、天板中央の下へ棚板が張り出す構成ではありません。

ただし、商品ページには天板下の有効高さや左右の脚間寸法が示されていません。高さ700mmから天板の厚みやフレームを引いた値を推測せず、販売元へ寸法を確認するか、実物・サンプルで測ります。

現在使う椅子を合わせ、座面を普段の高さに調整してください。足裏を床へ着けた姿勢、前へ寄った姿勢、椅子を引いて立つ動作で、膝、すね、靴が天板下の部材や脚へ触れないかを見ます。

3人の席を600mmずつで固定しない

天板幅1800mmを3人で使う場合でも、機械的に一人600mmと決めるだけでは不十分です。使う椅子を3脚並べ、肘、肩、椅子の脚が隣席と重ならない間隔を実地で確認します。

ノートパソコン、A4資料、筆記具を普段の置き方で並べます。中央席の人が出入りするときに、左右の椅子やテーブル脚へ足をぶつけないかも試してください。体格や利き手の異なる利用者がいる場合は、座席を入れ替えます。

商品には左右2個のフックがあり、1個あたりの耐荷重は2kgです。3人全員の荷物を掛けられるとは考えず、床へ置かない荷物の置き場所を別に決めます。通路側へかばんを置いて席幅を補う配置にはしません。

奥行600mmを資料とパソコンで再現する

天板の奥行きは600mmです。同じ大きさを既存机や床面へ示し、ノートパソコンを開いた位置、資料を置く位置、手前で筆記する範囲を再現します。

机上が狭いと、利用者は椅子を後ろへ引いたり、上体を机へ寄せたりします。その姿勢の変化で膝が天板下のフレームへ近づかないかを確認してください。足元だけを見ず、研修で使う物を置いた状態まで試します。

電源コードを使う研修では、コードを足元へ垂らさない経路も決めます。この商品に配線収納があるとは商品ページに記載されていないため、別途必要な配線方法を施設の運用に合わせて検討します。

着座前にキャスターとアジャスターを固定する

商品にはキャスターとアジャスターがあり、4輪すべてのキャスターにストッパーがあります。設置場所へ移動した後、取扱説明書に従って天板を使用状態にし、各部の固定を確認してから人が座ります。

一台の重量は25.15kgです。着座した人が足で位置を直す運用にはせず、移動は周囲に人や荷物がない状態で担当者が行います。床の傾きや段差がある場所では、ストッパーだけを頼りに設置しません。

固定後は、天板へ手を置く、椅子を引く、中央席へ出入りするといった研修中の動作で位置がずれないかを確認します。がたつきや固定不良がある場合は使用を止め、組み立てと設置を見直します。

実際の研修時間で接触回数を比べる

候補を試せる場合は、短い着座だけでなく、予定する研修と同じ資料・機器を使って一定時間座ります。姿勢を変えた回数ではなく、膝、すね、靴がどこへ何回触れたかを座席ごとに記録してください。

中央と両端で条件が違うため、途中で席を替えます。接触がなくても、椅子を引くたび隣席が避ける必要がある、荷物を通路へ置く必要があるなら、3人着座の配置を見直します。

現在のテーブルと同じ椅子、同じ着座人数で比べると、中棚をなくした効果と、脚部や席間隔による違いを分けやすくなります。結果は利用者名ではなく、座席と接触箇所で残します。

商品仕様は足元と着座人数の判断に使う

  • 外寸: 幅1800×奥行600×高さ700mm
  • 重量: 25.15kg
  • 天板耐荷重: 30kg
  • フック: 2個、1個あたり耐荷重2kg
  • 天板: メラミン樹脂化粧板、PVCエッジ
  • 脚部: スチール、ナイロンキャスター
  • 構成: 中棚なし、幕板なし、平行スタッキング
  • 固定: キャスター4輪すべてにストッパー、アジャスター付き
  • 組み立て: お客様組立、六角レンチとスパナ付属

天板下のフレームと脚部を商品画像で確認する

脚が触れず3人で出入りできれば候補になる

このテーブルを候補にできるのは、普段の椅子で膝やすねが天板下の部材へ触れず、3人が隣席やテーブル脚を避けずに出入りできる場合です。

実際の研修時間で二つの条件を確認できたら、中棚のない3人用スタッキングテーブルを確認する と、棚による接触をなくす選択肢を検討できます。

参考資料