書庫の側面をホワイトボードにする|900×600mm磁石シートの設置条件

書庫の側面にホワイトボードを付けたい総務・管理担当者向けに、磁石が付く面の確認、900×600mmの採寸、シートを切る判断、扉や通路との干渉、書く情報の運用を解説します。

書庫の側面をホワイトボードにする|900×600mm磁石シートの設置条件

書庫の側面にホワイトボードを付けたいなら、壁へ穴を開けず、空いているスチール面を連絡欄に変えられるマグネット式シートが候補になります。ただし、金属製に見える書庫でも磁石が付かない面があり、側板の幅や扉の動きを確かめずに選ぶと、シートを貼れない、書庫を開けにくいといった問題が起こります。

この記事では、オフィスの書庫側面へ当日の予定や短い伝言を書く場所を作りたい総務・管理担当者に向けて、磁石が付くか確かめる方法、900×600mmの面を収める採寸、切って使う場合の考え方を説明します。

条件が合う候補は、600×900mmのマグネット式ホワイトボードシートです。スチール面へ貼り付けて書き消しでき、設置面に合わせてはさみやカッターで切れます。

最初に書庫の側面へ磁石が付くか確かめる

このシートは磁力で固定するため、「金属製の書庫」という表示だけでは設置可否を決められません。購入前に手持ちの磁石を使い、設置予定範囲の四隅と中央へ付けてください。五か所すべてで磁石が落ちず、軽く横へ動かしてもすぐ外れない面が候補です。

側面に樹脂パネルや化粧板が付いている書庫、磁石が付かない金属を使った面では固定できません。また、磁石が付いても、側板の継ぎ目、ねじ頭、取っ手、連結金具が出ている場所ではシートが密着しにくくなります。設置予定の長方形全体を手でなぞり、段差のない平らな面が続くかも確認します。

書庫が壁へぴったり寄せられていて側面へ手が入らない場合は、シートを貼るために書庫を動かす必要があります。転倒防止金具で固定している書庫は、固定を外して自己判断で動かさず、設置担当者へ確認してください。

900×600mmの長方形を側板へ当てはめる

候補のシートは横900×縦600mm、厚さ0.8mmです。書庫の側面へ横長に貼るなら、段差のない範囲として幅900mm、高さ600mmが必要です。

まず、床から貼り始める高さを決め、シートと同じ長方形をマスキングテープで示します。書庫の外寸ではなく、側面の折り返し、固定金具、ねじ頭を除いた平らな面だけを設置範囲とします。シート全体が収まらないなら、折り返しの上へ浮かせず、平らな面に合わせて切るか、小さい規格を比較します。

マスキングテープを貼った状態で、引き戸や開き戸、隣の収納扉を実際に開閉します。書庫側面へ回り込む扉、壁との隙間へ入る取っ手、連結した家具とシートが干渉しないことを確認してください。

切って使うなら先に必要な書き込み幅を決める

商品は用途に合わせて切れますが、収まる大きさへ切るだけでは、必要な情報を書ききれるとは限りません。貼る前に同じ大きさの紙を用意し、普段使う文字の大きさで予定や伝言を書いてみます。担当者名、時刻、用件が読めない大きさになるなら、文字を小さくするのではなく、掲示内容を当日分に限定するか、より広い設置面を選びます。

切る場合は、貼り付け前に平らな作業面で寸法線を取り、商品ページで案内されているはさみまたはカッターを使います。書庫へ貼ったまま刃物を当てると、側板の塗装を傷つけるため避けてください。

書きやすい高さは実際に立って決める

書庫の側面が空いていても、低すぎる位置では記入するたびにかがみ、高すぎる位置では上段を使いにくくなります。シートと同じ大きさの紙を仮留めし、主に記入する人が立った状態で上端と下端へ無理なく手が届く位置を探します。

通路に面した側面では、記入中の人の背後をほかの人が通れるかも確認します。紙の前に立ち、普段の文字を一行書く動作をして、椅子、ワゴン、扉とぶつからないか試してください。書庫の角を曲がる動線にペントレーが突き出す配置は避けます。

付属品はイレーザー、黒と赤のマーカーペン各1本、トレーです。トレーを付ける位置も紙やマスキングテープで示し、書庫の扉や通行を妨げず、落としたペンが作業場所へ転がらない側を選びます。

書くのは消えても復元できる一時情報にする

書庫側面のホワイトボードは、当日の在席予定、備品の補充依頼、処理中の短い伝言など、用が済んだら消せる情報に向きます。承認履歴、点検記録、顧客との約束など、保存が必要な情報の正本にはしません。

たとえば備品が切れたときは、シートへ品名と記入者を書き、発注後に社内の購買記録へ残してから消します。「誰かが見たはず」という運用にせず、転記先と消す担当者を決めておくと、消去による対応漏れを防げます。

来客や外部業者から見える通路では、氏名、電話番号、入退室予定などを掲示しないようにします。設置位置の便利さだけでなく、書いた内容がどの方向から見えるかを、通路側と入口側の両方から確認してください。

貼り直しと書庫移動の手順を決める

マグネット式は貼りはがしできますが、書庫のレイアウト変更のたびにシートを付けたまま運ぶと、端が引っ掛かったり、書き込み内容が想定外の通路へ向いたりします。書庫を移動するときは、先に必要な情報を転記し、トレーとペンを外し、シート自体も一度はがします。

はがしたシートは、折ったり、書庫の上へ一時置きしたりせず、平らな場所で保管します。書庫の転倒防止固定を解除する必要がある移動は、ホワイトボードの管理と切り離し、施設の設置担当者の手順で行います。

端の浮きとペンの状態を点検する

貼り付け後は、中央だけでなく各辺と角に浮きがないかを見ます。トレーを付けた状態で書庫の扉を開閉し、人が角を曲がるときに衣服や持ち物が当たらないことも確かめます。

付属ペンのインクが薄くなったら、読みにくい状態で使い続けず交換します。書き消しの跡が残る場合は、手近な洗剤を自己判断で使わず、製品の手入れ方法に従います。面の汚れとマーカーの劣化を分けて確認すると、不必要に強くこするのを防げます。

600×900mmマグネット式ホワイトボードシートの仕様

  • 商品番号: NM-OC-6090
  • 寸法: 横900×縦600×厚さ0.8mm
  • 重量: 約1.6kg
  • 材質: 等方性マグネットシート、白PETフィルム
  • 機能: ホワイトボード用マーカーで書き消し可能、スチール面へ貼り付け、はさみ・カッターで切断可能
  • 付属品: イレーザー、黒マーカー1本、赤マーカー1本、トレー
  • 組み立て: 完成品
  • 注意点: 金属面以外では、マグネットなど磁力で固定する製品を使用できない

シートの形状と設置条件を商品ページで確認する

磁石が付く平らな面を確保できれば書庫側面を連絡欄に変えられる

書庫の側面へホワイトボードを付けるときは、設置予定範囲の四隅と中央で磁石が付くことを確かめ、段差のない横900×縦600mmの面をマスキングテープで再現します。扉を開閉し、人が記入する動作も試せば、書庫や通路との干渉を購入前に判断できます。

そのままでは収まらない場合は、必要な情報を紙へ試し書きしてから切断寸法を決めます。一時情報だけを書く運用と、残す情報の転記先まで決められるなら、壁へ穴を開けず、使っていなかった書庫側面を連絡欄として活用できます。

書庫側面へ貼れる600×900mmシートを確認する

参考資料