研修室に一時的な荷物置き場を作る|3連パーテーションの開き方

研修室で配布物の予備箱や荷物を一時的に隠したい運営担当者へ。3連折りたたみパーテーションをL字に開く床面、入口、避難経路、キャスター固定、終了後の収納を確認します。

研修室に一時的な荷物置き場を作る|3連パーテーションの開き方

多目的室で研修を開くと、配布物の予備箱や参加者のバッグを置く裏方スペースがありません。壁際へ並べるだけでは参加者から見え、通路にも広がります。

候補は、左右のパネルを動かして折りたためるキャスター付き3連パーテーションです。研修中だけL字に開き、終了後に室内を元へ戻せるか、実際の荷物量と床面で試します。

隠す物を床へ並べて区画の広さを決める

最初に、一回の研修で置く物をすべて床へ並べます。配布前の資料箱、回収物、運営者のバッグ、貸出機器を混ぜず、それぞれの出し入れ回数も記録します。

参加者が自分で取る荷物まで完全に囲うと、休憩時間に入口へ人が集中します。運営者だけが扱う予備箱と、参加者が取り出す私物を分け、必要なら入口側へ受け渡し台を置きます。

金品や機密資料をパーテーションの裏へ置いても施錠保管にはなりません。鍵が必要な物は別の保管設備へ移します。

幅1800mmを一直線ではなくL字で試す

展開時の外寸は幅1800×奥行500×高さ1800mmです。ただし、三枚をL字に曲げると正面幅と側面奥行が変わります。

実際の床へ養生テープで荷物の輪郭を作り、その外側へ三枚分のパネル線を置きます。入口を一か所残し、正面から箱が見えにくい角度まで左右パネルを曲げてください。

左右のパネルは360度動かせますが、任意の角度で常に同じ安定性になるとは限りません。キャスター脚を含む床面と、推奨する開き方を販売元へ確認し、直線、L字、浅いコの字で接触時の動きを試します。

入口を避難経路と分ける

荷物区画の入口は、研修室の出入口や避難方向へ張り出さない側に置きます。キャスター脚、開いたパネル、人が箱を抱えて向きを変える範囲まで含めて通路幅を確認します。

非常口、消火器、火災報知設備、空調設備の前を塞がないことを施設管理者へ確認してください。高さ1800mmのパネルが設備の検知や散水を妨げないかも、自己判断せず建物側の条件に従います。

避難時に「動かせば通れる」という配置にはしません。研修開始前から必要な経路を空けます。

キャスターは移動後に二か所を固定する

キャスターのうち二個にストッパーがあります。所定の形へ開いてから固定し、箱や人が軽く触れたときに区画が移動しないか確認します。

移動中はパネルを広げたまま押さず、商品の説明に従って扱います。ヒンジ部へ指を入れず、周囲に人や荷物がない状態で開閉してください。

半透明タイプは10.87kg、木目・ホワイト・ブラックは19.49kgです。見え方だけで色を選ばず、保管場所から一人または二人で安全に運べるかを実機で確認します。

半透明は光と荷物の輪郭を現場で確認する

半透明タイプは光を通しやすい一方、照明や荷物との距離によって輪郭が見える可能性があります。中身を隠せると決めつけず、同程度の半透明板を使うか、販売元のサンプルや実機で試します。

明るさを保ちたい場合は半透明、箱の形まで見せたくない場合は不透明タイプという比較ができます。不透明板でも入口や側面の隙間から見えるため、参加者が歩く方向を含めて四方向から確認してください。

荷物の受け渡しを入口一か所へ集める

高さのあるパネルで隠すと、区画内の荷物と担当者の動きは参加者から見えにくくなります。見た目を整える一方で、参加者が左右のパネルを動かして自分のバッグを探す運用にすると、開き角度と通路が研修中に変わってしまいます。

区画の入口は運営席から確認できる一か所にし、パネルを動かして入る別経路を作りません。予備資料や貸出機器は運営担当だけが出し入れし、参加者のバッグを預かるなら、本人確認と返却方法を別に決めます。目隠しは荷物の取り違えを防ぐ機能ではないためです。

研修終了時は、参加者の退出を始める前に回収物と配布物を分けます。残った荷物をパネルの折りたたみ時に別の場所へ無記録で移さず、忘れ物として施設の手順へ引き継ぎます。区画が空になったことを確認してからキャスターの固定を解除します。

担当者を置けず、参加者が自由に出入りする荷物置き場が必要なら、入口が一つのL字区画にこだわらず、見通しのよい棚や番号管理できる収納を比較します。隠すことより受け渡しの確実さを優先する条件では、パーテーションだけで解決しません。

折りたたみ後の幅595mmを定位置へ戻す

使用後は幅595mmまで折りたため、複数台を横へ重ねられます。保管場所の床へ595mmの幅を示し、本体の奥行と高さ、脚の張り出しを販売元へ確認して収まるか判断します。

保管場所から研修室まで、扉、廊下の曲がり角、段差、床見切りを通して移動テストをします。折りたたんだ本体を通路脇へ仮置きせず、ストッパーをかけて戻す定位置を決めます。

研修終了時の担当表へ、荷物回収、パネル清掃、折りたたみ、定位置への返却を含めると、次の利用者へ広い部屋を戻せます。

商品仕様を仮設計画と照合する

3連折りたたみパーテーションの主な仕様は次のとおりです。

  • 展開時: 幅1800×奥行500×高さ1800mm
  • 折りたたみ時の幅: 595mm
  • 重量: 半透明10.87kg、木目・ホワイト・ブラック19.49kg
  • パネル: 三連、左右を360度調整可能
  • キャスター: ストッパー付き二個を含む
  • 連結: 両側のマグネットで直線連結可能
  • 材質: 半透明はポリカーボネート、その他はMDF系板面
  • 組み立て: 購入者による組み立て

マグネットでの連結は直線のみです。二台を連結した境目で曲げられる前提にせず、一台で囲える量から試します。

仮設中と収納後の場所を確保できれば候補にする

このパーテーションを候補にできるのは、避難経路を外した床面へ荷物量に合うL字区画と入口を作れ、研修後には折りたたんだ本体を通路外の定位置へ戻せる場合です。

二条件がそろったら、パネルの開き方と色を商品画像で確認すると、一時的な荷物置き場の選択肢にできます。

参考資料