テンキーマウスの使い方|狭い受付で数字入力とカーソル移動を試す

テンキーマウスの使い方を、狭い受付での数字入力とカーソル移動から解説。幅76×奥行120mmの置き場、キー操作、USB A接続、0.8m配線を導入前に確かめます。

テンキーマウスの使い方|狭い受付で数字入力とカーソル移動を試す

受付カウンターで数字を入力するたびにマウスを端へ寄せ、外付けテンキーを手前へ出しているなら、二つを一体化する方法があります。ただし、テンキーマウスは通常のマウスへ数字キーを足した形なので、キーを押す操作と本体を動かす操作が同じ場所に集まります。

この記事では、伝票を置く面を空けたい受付担当者に向けて、テンキーマウスの使い方と、購入前に試したい操作を説明します。候補は、テンキーマウス NT-MA1です。

先に76×120mmの紙を置いて空く面を確かめる

候補商品の外寸は幅76×奥行120mmです。同じ大きさの紙を切り、現在マウスを置いている場所へ置きます。そのうえで外付けテンキーを片付け、受付票、領収書、メモ用紙を普段どおり広げてください。

一体化で空くのは、今のテンキーが占めている面積だけではありません。二つの機器の間に残していた隙間や、それぞれのケーブルを避ける範囲も減らせます。一方、通常のマウスより本体が大きくなる場合は、ポインターを動かす範囲が足りなくなることがあります。

紙を前後左右へ動かし、画面の端までポインターを移すつもりで手を滑らせます。伝票やカウンターの立ち上がりに当たるなら、一体化してもマウス操作の面は確保できません。

数字を打つ間は本体を止める

テンキーマウスを使うときは、数字を打ちながら本体を動かすのではなく、入力位置でいったん本体を止めます。数字を入力し、次の欄へ移るときだけマウスとして動かすのが基本です。

候補商品は19キーで、キーピッチは16mmです。一般的な独立型テンキーと配列や間隔が同じとは限りません。実際に使う帳票を開き、金額、日付、数量を入れる順番どおりに商品画像のキーを指でたどります。小数点や演算記号を使う作業では、必要なキーが押しやすい位置にあるかも確認します。

キーを強く押したときに本体が滑ると、画面上のポインターまでずれる可能性があります。最初の一台では、カウンターの天板やマウスパッドとの組み合わせを変えず、普段の力で10件ほど入力します。数字の誤入力だけでなく、クリック先がずれないかも見てください。

長い移動より入力欄の近くを動かす用途に合わせる

内蔵マウスは光学式で、分解能は400カウント/インチです。数字を入れた直後に隣の欄へ移る、確認ボタンを押すといった短い移動には使い方を合わせやすい構成です。

一方、大きなモニターを横断する操作や、画像上の細かな位置を選ぶ作業では、いつものマウスと感覚が変わります。画面の左上、右上、左下、右下へ順にポインターを動かし、一度持ち上げず届く範囲を確認します。届かなければ、本体を持ち上げて置き直す回数も数えます。

受付業務で必要なのが数字入力と近くの入力欄への移動なら候補になります。表を広く選択する作業や細かな画像編集が多い席では、伝票面が空く利点だけで通常のマウスを置き換えないほうが安全です。

USB A端子と0.8mの配線経路を確認する

接続はUSB Aの有線式で、ケーブル長は0.8mです。USB Type-C端子しかないパソコンへ直接は接続できません。受付用パソコンの端子形状と、空いている端子を現物で確認します。

ケーブルはパソコンまでの直線距離ではなく、モニター台、カウンターの穴、書類を避ける経路へひもを沿わせて測ります。本体を操作範囲の最も手前まで引いても、コネクタに力が掛からない余裕が必要です。

有線式は受信機を管理する必要がない一方、来客へ渡す書類の経路を横切ると引っ掛ける原因になります。ケーブルをカウンター奥へ逃がせない場合は、0.8mで届くかだけでなく、手元を横切らないかも判断条件にします。

対応環境は社内PCで一台だけ試す

メーカーはUSB接続だけでテンキーとマウスを使え、テンキーはNumLock非連動と案内しています。ただし、公開されている対応OSの記載だけで、現在使っている社内PCの動作まで断定はできません。

複数台を導入する前に一台を接続し、数字キー、左右クリック、ホイール、スクロールキーを順に試します。業務ソフトでは、数字を10件入力したあと、マウスで次の画面へ移り、入力結果を保存するところまで行います。

スリープから復帰した後、パソコンを再起動した後、別のUSB端子へ挿した後も同じ確認をします。周辺機器の追加に社内ルールがある場合は、商品型番と接続方式をIT管理者へ伝えてから試してください。

共有受付では通常のマウスへ戻せるようにする

一人の担当者が慣れても、交代者が数字キーを押すたびにポインターを動かしてしまうなら、受付全体の入力ミスは減りません。交代する担当者にも実際の帳票を使ってもらい、数字入力、欄の移動、確定、訂正まで一連の操作を試します。慣れるまでの時間ではなく、訂正が必要になった操作を記録します。

通常のマウスや独立テンキーをすぐ廃棄せず、繁忙時や故障時に戻せる場所へ保管します。テンキーマウスを外したときに業務ソフトを再起動する必要があるか、代替機をどのUSB端子へつなぐかも確認してください。一体化で机上が空いても、交代者の誤入力や復旧時間が増える席なら、独立した二つの機器を残すほうが適しています。

テンキーマウス NT-MA1の仕様

  • 本体寸法: 幅76×奥行120×高さ21mm
  • 重量: 130g
  • キー数: 19キー
  • キーピッチ: 16mm
  • キースイッチ: パンタグラフ
  • 接続: USB A、有線
  • ケーブル長: 0.8m
  • マウス: 光学式、400カウント/インチ、2ボタン、ホイールボタン
  • テンキー: NumLock非連動

商品画像でキー配列と本体形状を確認する

入力と移動を交互に行える席なら一体化しやすい

テンキーマウスは、数字を入力してから近くの欄へポインターを移す作業を、一台の機器で交互に行う道具です。幅76×奥行120mmの紙で置き場所を試し、伝票面とマウスを動かす面の両方が確保できるか確認します。

そのうえで、キーを押したときに本体が動かないこと、400カウント/インチの操作感で必要な範囲へ届くこと、0.8mのケーブルが手元を横切らずUSB A端子へ届くことを一台で試してください。数字入力と短いカーソル移動が中心の受付なら、テンキーとマウスを一体化できる商品を候補にできます。

参考資料