机の下で足が落ち着かない|角度調整フットレストが必要か確かめる

机の下で足が落ち着かず、固定高の事務机で足裏の置き場を作りたい人へ。椅子と机の調整、幅380×奥行300mmと高さ80mmの設置確認、角度調整式フットレストを選ぶ条件を説明します。

机の下で足が落ち着かない|角度調整フットレストが必要か確かめる

机の下で足が落ち着かず、脚を組む、椅子の脚へ足を掛ける、何度も足の位置を変えるなら、まず椅子と机の高さ、足元の荷物を見直します。それでも足裏を置く位置が定まらない場合は、両足を支える床置きのフットレストが候補です。

この記事では、高さを変えられない事務机でパソコン作業をする人に向けて、足置きが必要かを切り分ける方法と、幅380×奥行300mmの製品を置けるか確かめる手順を説明します。

条件が合う候補は、角度を−20~20度で調整できるエレコムのフットレストです。両足を置ける幅380mmの踏み面を、足首に合わせて無段階に傾けられます。

足置きを買う前に椅子と机の高さを合わせる

最初に、普段どおりキーボードを操作できる位置へ椅子を合わせます。肩を上げずに肘を曲げて手を机上へ置ける高さを優先し、その状態で背もたれまで深く座ります。ここで両足裏が床につくなら、フットレストを足す前に、椅子の前後位置や足元の荷物を調整します。

一方、足裏を床につけるために椅子を下げると机が高くなり、肩が上がる場合は、足元だけを支える選択に意味があります。厚生労働省の情報機器作業ガイドラインでも、椅子の調整範囲で対応できない場合は、必要に応じてフットレストを利用することが望ましいとされています。

足が落ち着かない原因が、デスク下のパソコン本体、書類箱、配線へ足が当たることなら、先にそれらを移します。足を動かす空間そのものが不足したまま足置きを追加すると、奥行300mmの分だけ窮屈になります。

幅380×奥行300mmの置き場を紙で再現する

候補製品の設置面積は約幅380×奥行300mmです。購入前に、新聞紙や不要な紙を380×300mmへ切り、足を置きたい位置の床へ敷きます。

本体が机の内側に収まっても、机の脚、ワゴン、椅子のキャスターが入る場所と重なれば置けません。紙を敷いたまま、椅子を普段どおり引く、座る、立つ動作を行い、次の箇所が触れないか確認します。

  • 椅子を机へ寄せたときの前側キャスター
  • 机の横脚、幕板、配線トレー
  • かかとを手前へ引いたときの椅子の支柱
  • 隣席や通路へはみ出す足先

紙の上へ左右の靴を自然な間隔で置き、幅380mm内に収まるかも確かめます。両足を寄せなければ収まらない場合は、製品寸法が設置場所に入っても、普段の座り方には合いません。

水平時の高さ80mmを段ボールで試す

製品の高さは水平時で約80mmです。高さ80mmの箱や段ボールを紙の上へ置き、その上へ両足を載せます。この状態で膝が机の裏や引き出しへ近づきすぎないか確認してください。

確認したいのは「足が高いほどよいか」ではなく、足裏を支えた状態でも、太ももを座面へ押し付けず、膝と足先を動かせるかです。机の裏へ膝が当たる場合は、足置きを置く前に、椅子の高さ、引き出し、ワゴンの位置を見直します。

箱は高さの感覚を確かめるためだけに使い、実際の足置きとして常用しません。候補製品は耐荷重20kgのスチール製で滑り止め付きですが、箱には同じ強度や安定性がないためです。

角度は足首を動かして決める

候補製品は−20~20度の範囲で無段階に角度を変えられます。角度の正解を数値で先に決めるのではなく、椅子へ深く座り、かかとと足裏を踏み面へ載せた状態から調整します。

つま先側を上げる、水平に近づける、反対側へ傾ける動きを試し、足首を強く曲げずに両足を置ける位置を選びます。片足だけを端へ載せたり、踏み面の縁へつま先を引っ掛けたりする状態なら、角度ではなく本体の位置を前後へ動かします。

OSHAのコンピュータ作業環境チェックリストでも、足置きを使う場合は角度が付き、両足を支えられることが確認項目になっています。足裏を固定し続けるための器具ではないので、作業の区切りでは立ち上がるなど、姿勢を変える機会も残します。

共有席では位置を戻せる目印を付ける

フリーアドレスや交替勤務では、利用者ごとに椅子の高さと足を置きたい距離が変わります。本体重量は約2.4kgあるため、毎回持ち運ぶ用途より、同じ机の下で前後位置と角度を調整する使い方に向きます。

床へ貼ってよい目印が使えるなら、机の脚を基準にして、本体前端の位置を小さく示します。清掃後に戻す位置が分かり、キャスターの通り道へずれるのを防げます。角度は次の利用者が座ってから合わせ、前の人の設定を固定ルールにしません。

滑り止めは床と靴の組み合わせで確認する

商品ページには滑り止め付きとありますが、どの床でも動かないことまでは示していません。タイルカーペット、フローリング、床保護マットの上では、普段の靴を履いて両足を載せ、踏み面が前へ逃げないかを確認します。

本体が動く場合は、姿勢の問題だけと考えないでください。床にほこりやごみがあれば取り除き、滑り止めの状態を見ます。床へ粘着材で固定すると、清掃と利用者ごとの位置調整を妨げるため、製品と床材の両方で認められていない固定を加えません。

角度調整だけで足りるかを分ける

この製品は踏み面の角度を変えられますが、本体の高さを段階的に変える仕様は商品ページで確認できません。足首の角度だけを合わせたいなら候補にできますが、足を置きたい高さが利用者ごとに大きく違う共用席では、高さ調整のある別方式も比較します。

不足する高さを補うために、箱や板をこのフットレストの下へ追加すると、製品本来の設置状態ではなくなります。床に置いた完成品をそのまま使い、高さが合わなければ椅子と作業面を再調整するか、別の調整方式を選びます。 足置きだけで解決しようとせず、座席全体の条件を揃えます。

エレコム製フットレストの仕様

  • 本体寸法: 約幅380×奥行300×高さ80mm(水平時)
  • 重量: 約2.4kg
  • 角度調整: −20~20度、無段階
  • 耐荷重: 20kg
  • 材質: スチール、PVC
  • 機能: 滑り止め付き
  • 状態: 完成品

踏み面の形状と角度調整部を商品ページで確認する

380×300mmと高さ80mmを試してから選ぶ

机の下で足が落ち着かないときは、まず椅子を作業面に合わせ、足元の荷物を取り除きます。その状態で床へ足裏が安定せず、机の高さのために椅子を下げられないなら、床置きのフットレストを検討できます。

購入前には380×300mmの紙と高さ80mmの箱で占有範囲を再現し、両足、キャスター、膝の動きがぶつからないことを確認します。設置できるだけでなく、両足を自然な間隔で載せられ、−20~20度の調整を生かせる場所なら、足の置き位置を机の下に作れます。

角度を無段階で変えられる幅380mmのフットレストを確認する

参考資料