プリンター周りのコピー用紙を隠す|扉付きプリンター台の収納と配線

プリンター周りの用紙を隠すLPS-119Wの選び方。扉内の奥行・棚高さの組み合わせ、棚ごとの荷重と総60kg、天板の操作空間、背面タップ収納を実際の補充量に合わせて判断します。

プリンター周りのコピー用紙を隠す|扉付きプリンター台の収納と配線

共用プリンターの横に用紙箱やトナーを並べると、補充は近くで済むものの、通路から備品が丸見えになります。離れた収納庫へ戻すと取りに行く手間が増えるため、印刷機の下へ日常の補充品をまとめる方法が考えられます。

扉付きプリンタスタンド のLPS-119Wは、前面の収納と背面の電源タップ置き場を分けられる台です。候補にする条件は、プリンターが載ることに加え、必要な補充量が扉内の寸法と棚ごとの荷重に収まること。外側が500mm角でも、中を同じ広さで使えるわけではありません。まず収納する包装単位を決め、それに合わせて棚と配線を割り当てます。

用紙は納品箱のままか、包装ごとに分けるか

この台を使うなら、オフィス全体の予備をすべて隠すより、プリンターの近くで使う量を決めるのが先です。一日に補充する回数や、別の保管庫から補充できる間隔を目安に、未開封の用紙を何包、交換用トナーを何箱置くかを書き出します。空箱と使用済みカートリッジは予備在庫に数えません。

メーカーの組立説明書にある完成図では、収納幅は468mmです。底部の収納は奥行338mm、高さ140mmで、その後ろに電源タップ用の別区画があります。奥行500mmという本体外寸から、用紙箱も500mm近くまで入ると考えると、この仕切りを見落とします。

A4用紙そのものは210×297mmなので、紙の平面寸法だけなら底部の幅468×奥行338mmより小さくなります。ただし、実際に入れるのは包装や納品箱です。包装の折り返しや箱の厚みを含む外形を測り、箱ごとの高さが140mmを超えるなら、そのまま底部へ収納する計画にはできません。包装単位へ分けて必要数だけ置くか、別の段を使います。

用紙を二列に置きたい場合も、紙幅210mmを二倍した420mmだけで決めず、包み二つの幅と取り出す指の入る余裕を見ます。扉の金具や箱の角が当たる位置へ押し込む収納は、補充のたびに引っ掛かります。図の内寸は候補を絞る基準とし、収納物の外形だけでなく、手前へ引き出せる向きまで合わせて選んでください。

棚を動かすと、上下のどちらかが狭くなる

上の可動棚は64mm間隔の三段階で位置を変えられます。説明書の図では、可動棚より上と、その下の固定棚までの高さは、次の組み合わせになります。単位はいずれもmmです。

  • 上218・中217:二つの区画へ高さを分ける位置。
  • 上282・中153:上の箱に高さを取り、中央は薄い物へ使う位置。
  • 上346・中89:上の背が高い物を優先し、中央の収納を低く抑える位置。

上段も中央も最大の高さになる設定はありません。例えば、上へ置きたいトナー箱の高さが250mmなら、上218mmの位置は外れます。上282mmなら公称寸法上は入りますが、中央は153mmになります。そこへ置く用紙の積み高さまで合わせて、二つの区画を同時に使えるか判断します。250mmは使い方を考えるための仮の箱寸法です。

上段の図示内寸は幅468×奥行433mm、固定棚上の奥行は436mmです。底部の338mmより奥行を使えますが、細長い箱を斜めに詰め込むより、品番表示を見せたまま引き出せる置き方を優先します。背の高い箱のために棚を動かした結果、毎日使う用紙を取り出しづらくするなら、トナーの予備数を減らすなど割り当てを変えるほうが扱いやすいでしょう。

入る量と、載せられる重さは別に照合する

説明書の荷重図は天板40kg、可動棚5kg、固定棚5kg、底板10kg、総耐荷重60kgです。販売ページも棚板各5kg・底板10kgですが、メーカーの商品ページには固定棚10kgという表記があります。この記事では説明書の板ごとの指定に合わせ、固定棚も5kg以内で配分します。表記の大きいほうを採って10kgまで置けるとは扱いません。

例えば、使用する用紙を包装ごとに測った結果、一包2.1kgだったとします。二包は4.2kg、三包は6.3kgなので、5kgの棚へ置くなら二包までが計算上の範囲です。同じ棚にトナーも置くなら、その重さも加えます。2.1kgは例であり、紙質や枚数が異なる包装へそのまま使う値ではありません。

底板へ移せば10kgまでの配分を考えられますが、先ほどの高さ140mmと奥行338mmも満たす必要があります。また、段ごとの上限を守っても、プリンターと収納物の合計が60kgを超える置き方にはできません。余って見える空間へ追加する前に、寸法と重さの両方で保管数を決めます。

プリンターは天板の上で使える状態まで確かめる

天板は幅500×奥行500mm、耐荷重40kgです。プリンターのカタログにある本体寸法と、増設品・用紙・トナーを含む使用時重量を照合します。底面に脚がある機種は、その支持部分が天板へ収まることも確認してください。外装が小さく見えることと、指定の置き方で支えられることは別です。

プリンターの取扱説明書では、本体寸法に加えて設置に必要な空間を見ます。前面の給紙カセットを引き出す距離、排紙受け、背面の手差しトレー、紙詰まり時に開けるカバーまで含めると、使用時の占有範囲は広がります。天板の500mm角に収まる本体でも、壁や収納家具に囲まれた500mm角の場所で使えるとは限りません。

台の高さは700mmです。操作パネルや原稿を載せる面は、そこへプリンターの高さを足した位置になります。原稿台のある複合機なら、ふたを開けたときに上の棚へ当たらないか、原稿を置いて操作できる高さかを確認します。ふたを途中までしか開けられない位置は、紙の収納が成立しても補充拠点として使いにくくなります。

既存の机上から移す場合は、机と台の高さの差だけでなく、プリンターの向きも合わせて考えます。給紙側を壁へ向けて外観を整えても、毎回本体を回して補充する配置では手間が増えます。操作と給紙を向ける側を先に決め、その前方に台の扉を開く場所も残します。

背面のタップ収納は、プラグを差した状態で比べる

背面区画の有効内寸は幅468×奥行111×高さ140mmです。ここへ収めるのは電源タップ本体だけではなく、差したプラグとコードを曲げる部分まで含む一式です。細いタップなら入っても、大きいACアダプターを並べた状態では奥行や高さを超えることがあります。

まず使用するプリンターの説明書で電源接続条件を確認します。タップを収納できる台だからといって、どのプリンターでも延長タップにつないでよいという意味ではありません。接続条件を満たす機器について、実際に使うプラグの並びを作り、差込口をふさがず区画へ収まるかを比べます。タップの定格も別に守ります。

天板奥と棚のケーブル口は、配線を後方へまとめるためのものです。メーカーは壁寄せできる構造と説明していますが、最終的な壁との距離はプリンター自身の必要空間、背面プラグ、コードの曲げで決まります。ケーブル口があることだけを理由に、プリンターの背面も壁へ密着させないようにしてください。

電源コードと通信ケーブルは、どの機器からどこへ出るかを先にたどります。台を少し引いて背面を確認する予定なら、その動きで張り詰めない経路にし、余った部分をキャスターの通る床へ垂らしません。収納区画へ押し込んでコードを急に折るより、必要な長さとプラグの向きを選ぶことが先です。

扉を開いて補充する場所まで含めて配置する

前面は左右に開く扉です。本体が置けるかを床に500mm角で写すだけでなく、扉を開いた状態と、用紙を持って前へ立つ位置まで確かめます。隣の収納扉とぶつかる席や、人が頻繁に通る場所では、扉を開く向きと補充する時間の使い方も関係します。

必要な物を奥まで詰めると、手前の物をいったん床へ出さないと取れなくなります。用紙を補充する回数が多ければ取りやすい段を割り当て、交換頻度の低いトナーは別段へ分けます。見えない収納でも、対象プリンターの型番と保管数を扉の内側へ記すなど、開けたときに残数を判断できる形にしておくと補充しやすくなります。

キャスターは背面確認などの小さな移動に使えますが、メーカーは長距離の移動を想定していません。本体だけで約24.3kgあり、機器と用紙を載せればさらに重くなります。部屋をまたいでプリンターを運ぶ台として選ぶのではなく、据え置く場所で扉と配線を扱えるかを判断します。

扉付きプリンター台の商品画像と詳細を確認する

日常の補充量を収められるなら、扉付きが役立つ

この台が合うのは、必要な用紙とトナーを包装単位で整理でき、棚ごとの寸法・荷重と総耐荷重を満たせる場合です。納品箱ごとの大量保管が必要なら、台の空間に合わせて無理に積まず、別の保管場所と役割を分けます。

プリンターの操作空間と配線条件もそろうなら、日常の補充品を手元へ残しながら、通路側からの露出を減らせます。扉内と背面収納の形を商品ページで確認する 際は、実際の包装寸法と予定数を手元に置いて比較してください。

参考資料