オフィスに一人で休憩できる場所を作る|テーブル付きソファの寸法確認

オフィスに一人で休憩できる場所を作りたい総務担当者へ。テーブル付きハイバックソファの設置面、着席時の視線、離着席、座面高さ、利用時間と清掃ルールを確認する方法を解説します。

オフィスに一人で休憩できる場所を作る|テーブル付きソファの寸法確認

休憩室が開けた空間だけだと、一人で静かに過ごしたい人も周囲の視線を受け続けます。完全な個室を増やせなくても、着席中の視線を区切る一人席なら作れる場合があります。

候補は、三方をパネルで囲み、サイドテーブルを備えた1人掛けハイバックソファです。置けるかどうかを外寸だけで決めず、入口、離着席、利用状況の確認、清掃まで仮設して試します。

休憩席と集中作業席の時間を分ける

最初に、この席で認める行動を決めます。短い休憩、読書、ノートパソコンでの個人作業を無制限に混ぜると、長時間の仕事で占有され、休憩したい人が使えません。

たとえば昼休みは休憩優先、それ以外は30分以内の個人作業というように、時間帯と一回の利用目安を決めます。予約が必要か、空席をどう示すかも入口から分かる方法にします。

パネルがあっても密閉ブースではありません。機密性の高いWeb会議や、周囲へ聞かれたくない通話の場所としては、遮音性能が確認された別設備を検討してください。

920×760mmへ入口の動作域を加える

本体外寸は幅920×奥行760mmです。床へ長方形を示した後、入口側に人が立ち、向きを変え、座るための範囲を加えます。

入口を壁や家具へ向けると、外からの視線は減っても出入りしにくくなります。反対に通路へ正対させると、通行人と目が合いやすくなります。通路へ対して斜めに向け、入口前へ荷物が置かれない配置を試してください。

非常口、消火設備、扉の開閉、避難経路をふさがないことは施設管理者へ確認します。本体重量は45.08kgあるため、日常的に向きを変える前提にはせず、清掃時の移動方法を決めます。

高さ1240mmの見え方を立位と着席で試す

パネル高は1240mmで、商品説明では着席時の目線を隠し、立位から内部を確認できる高さとされています。ただし、利用者と通行人の身長、床の段差、置く向きで見え方は変わります。

同じ高さの段ボールを三方へ立て、利用者が座った状態と、管理者が通路を歩く状態を試します。座っている人と目が合い続けず、体調不良や長時間占有には気づける見え方かを確認してください。

入口を完全に死角へ向けると、空席かどうかも分かりません。プライバシーと見守りのどちらか一方だけで決めず、通常の通行位置から確認します。

座面高さ430mmと内寸幅770mmを体格で確かめる

座面高さは430mm、囲われた内側の幅は770mmです。主な利用者が座り、足裏が床へ着くか、立ち上がるときにテーブルやパネルへ腕が当たらないかを試します。

付属クッションを背へ置くと座る奥行や姿勢が変わります。クッションあり・なしの両方で10分程度座り、休憩姿勢を保てるか確認してください。

杖や大きなバッグを持つ利用者がいる場合は、入口や足元へ置くと離席を妨げます。荷物の置き場所を別に設けるか、より広い席と比較します。

サイドテーブルへ置く物を限定する

付属テーブルはノートパソコンを置けると説明されていますが、寸法と耐荷重は商品ページに記載がありません。使用するパソコンや飲み物を置く予定なら、天板寸法、耐荷重、縁の形、取り付け位置を販売元へ確認します。

休憩用途では、飲み物をこぼしたときに張地や機器へ流れない置き方が必要です。ふた付き容器だけにする、食事は別席にするなど、清掃方法と合わせてルールを決めます。

電源を使う場合は、延長コードを通路へ横切らせません。電源位置と配線方法を施設管理者へ確認できない場所では、充電済み端末だけを使う運用にします。

共有席としての清掃と換気を決める

三方パネルは、通常のソファより手や清掃用具が入りにくい面があります。座面、クッション、テーブル、パネル内側を誰がどの頻度で清掃するかを決めます。

張地はポリエステルです。使用できる清掃剤や汚れへの対処は、購入前に販売元へ確認してください。利用後にごみや私物を残さないこと、クッションの戻し位置も共有ルールへ含めます。

空調の吹出口をパネルで塞がず、座った場所に熱や冷気がこもらないかも実際の時間帯で試します。

空席・使用中・清掃待ちを入口で区別する

三方を囲う形では、通路からテーブル上や座面の全体を見にくくなります。入口へ近づいて初めて私物に気づく運用だと、利用者が離席中なのか、忘れ物なのか、空席なのかを判断できません。

席を予約制にするなら予約表示を入口側へ出し、予約制にしないなら離席時の場所取りを認めるかを決めます。休憩を終えた利用者は私物とごみを持ち出し、クッションを定位置へ戻します。清掃が必要な汚れを見つけた場合は、空席として開放せず、管理担当へ連絡できる表示へ切り替えます。

商品ページでは立位から内部を確認できる高さとして案内されていますが、これは座面やテーブルの異常を遠くから判定できる意味ではありません。管理担当は入口から声をかけて利用状況を確認し、パネル越しに手を伸ばして忘れ物を動かさない手順にします。

この運用が負担になる場所では、囲いの少ない一人掛けソファや、入口から座面が見える配置も比較します。一人になれる感覚だけでなく、共有席を次の人へ確実に引き渡せることが、休憩場所として継続利用する条件です。

商品仕様を設置条件と照合する

テーブル付き1人用ソファの主な仕様は次のとおりです。

  • 本体: 幅920×奥行760×高さ1240mm
  • 重量: 45.08kg
  • 座面高さ: 430mm
  • 内寸幅: 770mm
  • 張地: ポリエステル
  • 脚: スチール、クロームメッキ
  • テーブル: メラミン樹脂化粧板
  • 付属品: サイドテーブル、背もたれクッション一個
  • 組み立て: 購入者による組み立て、六角レンチ付属

梱包は二つに分かれます。完成位置だけでなく、入口、廊下、曲がり角を通せるかを梱包寸法で確認します。

視線と利用ルールが両立すれば候補にする

このソファを候補にできるのは、着席者の視線を区切りながら立位から利用状況を確認できる向きを決められ、休憩優先時間、占有時間、清掃方法を共有ルールにできる場合です。

二条件がそろったら、入口とテーブルの形を商品画像で確認すると、一人で短く休める席として比較できます。

参考資料