事務所の靴とスリッパを同じ棚に収納したいとき|9人用を選ぶ条件

事務所で外履きとスリッパを同じ棚へ収納したい人向けに、必要区画数の数え方、玄関で測る場所、木製棚が合わない環境を解説。3列3段・9人用ラックを選ぶ条件が分かります。

事務所の靴とスリッパを同じ棚に収納したいとき|9人用を選ぶ条件

事務所で靴を履き替えるなら、外履きとスリッパを一人分ずつ上下にまとめると、入室時と退室時に戻す場所を対応させやすくなります。ただし「9人用」と書かれていても、九人のどんな靴でも収まるわけではありません。

3列3段・9人用スリッパシューズラック は、靴9足とスリッパ9足を分けて置ける木製モデルです。私物を残す人数と来客分が九区画に収まり、上下の棚寸法が実際の履物に合う場合の候補になります。濡れた靴を直接置くと棚材が傷む場合があるため、雨の日の扱いも購入前に決めておきたい条件です。

靴9足とスリッパ9足は、18人分ではない

このラックは3列3段で、各区画の中を可動棚で上下に分ける構造です。一人の外履きと内履きを一組で扱うと九人分になります。十八足置けるという説明を、十八人の履き替えを受け入れられる意味にしないでください。

入室するときはスリッパを取り出し、空いた区画の下側へ外履きを置く。退室するときは外履きを取り出し、上側へスリッパを戻す。この対応が続くなら、二つの別棚を探すより、自分の戻す場所を覚えやすくなります。

一方、スリッパを一人二足持つ、予備の靴を職場へ残す、長靴を別に置く、といった使い方では九区画の割当てが変わります。商品名の人数表記を起点にしつつ、実際に何を残すかを各利用者へ確認します。

来客にも履き替えてもらうなら、その場で外履きを置く区画が必要です。スリッパだけ別のラックへ用意しても、来客の靴の行き先は増えません。内履きの数と外履きの置き場所を対にして考えましょう。

私物スリッパを残す人は、出社しない日も区画を使う

必要な区画数は、単純に当日の最大出社人数だけでは決まりません。各自が私物のスリッパを残す固定区画なら、在宅勤務の日にもその区画は埋まっています。

たとえば、従業員七人がそれぞれ専用区画を持ち、同時に来客二人が履き替えるなら、九区画を使い切ります。さらに来客が増える日や、追加の履物を置く余裕はありません。九人全員へ専用区画を割り当てる場合は、来客用を別に用意します。

交代勤務の人同士で区画を共有するなら、前の人が帰るときに外履きも私物の内履きも残さないことが前提です。共用スリッパを使う場合も、使用後にどこへ戻すかを決めなければ、次の人が空き区画を判断できません。

一律に予備を二区画空けるより、固定利用の数、利用が重なる来客の数、増員や予備靴の予定を分けて数えます。必要数が九を超えるなら、一部を無理に共有する前に、台数や来客用の置き場所を見直す方が運用に合います。

外寸奥行350mmと、靴を載せる棚の奥行は違う

本体外寸は幅900×奥行350×高さ1190mmです。ただし、商品図に示された一区画の内寸幅は276mmで、内部の奥行334mmに対し、固定棚の奥行は295mm、可動棚は243mmです。外寸350mmを、そのまま靴底を支える長さに使わないでください。

下側の固定棚へ外履き、上側の可動棚へスリッパを置く構成なので、上下で載せられる面の奥行が異なります。スリッパが薄くても、長さのあるタイプは浅い可動棚から張り出す可能性があります。上側だから何でも収まるとは判断しません。

測るのは靴に書かれた「27cm」などのサイズ表記ではなく、外側のつま先から踵までの長さと、左右を一足として並べた幅です。足のサイズと靴底の外寸は一致しないため、普段履く中で最も大きい一足を使います。

たとえば、靴底の外寸が310mmなら、固定棚の奥行295mmより15mm長くなります。この差だけで使用可否は確定できませんが、全面が棚に載る状態ではないことは分かります。前へ出る量、足を載せる位置、取り出し方を販売店へ確認するか、奥行に余裕のある収納を比較します。

幅も同様です。両足を押し付けて276mmに収めるだけでは、片足を取るたびに隣を動かすことになります。指を入れてつかめる余裕まで含めて一足を並べ、普段の向きで出し入れできるかを見てください。

中棚の四段階調整は、上下両方の履物で決める

中棚は32mm間隔の四段階で位置を調整できます。最低位置から最高位置までの差は単純計算で96mmですが、これは棚が動く範囲です。高さ96mmまでの靴しか置けない、または元の高さに96mmを自由に足せる、という意味ではありません。

商品図では、一区画全体の高さは上段・中段が369mm、下段が374mmと示されています。ここを可動棚で分けるため、外履きの高さを広げれば、スリッパ側の高さはその分狭くなります。区画全体の高さを上下それぞれに使えるわけではありません。

商品ページにはショートブーツやハイカットシューズの収納例がありますが、すべての形が合うとは限りません。最も背の高い外履きと、厚みのあるスリッパを同じ区画へ置く想定で、それぞれの高さと取り出す手の余裕を確かめます。

希望する棚位置での上下の有効高さが図から判断できない場合は、靴とスリッパの寸法を伝えて確認します。ロングブーツや大型の作業靴が中心なら、中棚を動かせることだけを理由に採用せず、縦長区画やより深い棚を持つ収納と比較してください。

棚位置は区画ごとに履物へ合わせる一方、「外履きは下、内履きは上」という戻し方はそろえておくと迷いにくくなります。区画を替わるときは、前の人の棚位置を引き継ぐだけでなく、新しい人の一足で確認します。

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来客用は、空き区画とスリッパの戻し先を分けて案内する

固定メンバーなら自分の区画を覚えられますが、来客は初めて棚を見ることがあります。来客用の列や区画が分かる表示を付け、外履きとスリッパの上下関係を入口で案内できるようにします。

空いている場所へ自由に置く方式では、同行者の靴と区画が入れ替わりやすくなります。外履きを置いた場所へスリッパを戻すのか、使用後のスリッパは別の回収場所へ返すのかを決めておくと、退室時も迷いにくくなります。

清掃前と清掃後のスリッパを区別する運用なら、使用後の返却先は棚とは別にします。その分、入口に小さな回収場所が必要です。清掃方法はスリッパ側の取扱案内に合わせ、誰が棚へ戻すかまで決めます。棚の区画が空いていることだけで、用意が済んでいるとは判断しません。

靴の有無は、どこが使われているかを見る参考にはなりますが、全員の在席状態を正確に示すものではありません。今回のラックは収納を対応させるために選び、勤怠など別の管理を棚の見た目へ依存させないようにします。

濡れた靴をそのまま置く職場には合いにくい

本体と棚板は強化紙化粧板・パーティクルボードです。販売ページには、濡れた靴や雪の付いた靴を直接置くと、表面材の剥がれや膨れが生じる場合があると明記されています。

雨や雪のたびに濡れた外履きが集まる、泥の付いた靴を頻繁に出し入れする、といった職場では、この木製棚へそのまま置く運用は合いません。見た目だけで選ばず、水に強い樹脂棚など、実際の使い方に対応した製品を比較します。

乾いた状態で置く運用にできるなら、入室時に靴底の水分や汚れを落とす場所と、濡れている場合の一時置き場を決めます。ただし「マットで拭くことにしたから問題ない」とせず、忙しい時間帯にもその運用が続くかを確認します。

受け皿を追加する案も、置けば製品の水への適性が変わるわけではありません。受け皿の高さや縁が入る分、靴の出し入れに使える寸法も変わります。追加品を前提にする場合は、棚の条件と合わせて販売店へ確認してください。

奥行350mmの前に、履き替えと通行の場所を残す

オープン棚なので、棚自身の扉を開く場所は不要です。それでも、人がスリッパを取る、靴を脱ぐ、体をかがめる、後ろを別の人が通る場所は必要になります。

床へ幅900×奥行350mmの範囲を示し、入口のドアを開け、荷物を持って入る動作を試します。靴が前へ張り出す場合はその分も加えます。数字上の通路が残っていても、履き替えている一人で通れなくなる配置なら置き場所を見直します。

高さ1190mmの本体が、壁のスイッチや窓、掲示物を隠さないかも確認します。上段は手を伸ばしやすくても、下段ではかがむ動作が増えます。区画の割当ては名前順だけで固定せず、普段の利用者が取り出しやすい位置を選びます。

本体にはアジャスターがあり、がたつきの微調整ができます。ただし、大きな段差や傾いた床を吸収できると推測しないでください。入口の床に合う設置条件は説明書で確認し、平らで安定した場所に据える計画にします。

組み立てと清掃まで含めて、一人分を戻せる棚にする

本体は31.94kgあり、購入者による組み立てが必要です。必要工具はプラスドライバー。設置先だけでなく、二つの梱包を受け取り、部材を広げて組み立てる場所も用意します。毎日の清掃で本体を動かす前提にはせず、設置後に周囲や棚を手入れできる配置を考えます。

定期的に区画を空ける機会を作り、靴底から落ちた汚れや水分、棚板の膨れ・剥がれを確認します。オープン棚は中が見えるので、気づいた人が担当者へ伝えやすい一方、使わない靴を置き続けると清掃も滞りやすくなります。退職や異動で区画が空くときは、履物と棚位置を一緒に確認します。

発注前は、専用区画と来客分を数え、最も大きな靴とスリッパの一組で寸法を確かめ、雨の日の置き方と入口の動作を確認する順番がおすすめです。九区画が足り、上下の棚に履物が合い、濡れた靴を直接置かない運用ができるなら、このラックを候補にできます。

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参考資料