オフィスのプリンターを床置きしたくないとき|高さ200mmの台でデスク下へ

オフィスの小型プリンターを床へ直置きしたくない人向けに、幅400×奥行400×高さ200mmのロータイプ台が合う条件を解説。プリンター、机、足元の測り方や向かないケースを確認できます。

オフィスのプリンターを床置きしたくないとき|高さ200mmの台でデスク下へ

小規模オフィスでは、複合機を置くほどの場所はないものの、A4プリンターの置き場に困ることがあります。空いた床へ直接置けば収まりますが、用紙を取るたびに深くかがみ、床掃除のときには本体を持ち上げなければなりません。

机の下に幅400×奥行400mmの空きがあるなら、ロータイププリンタスタンドを使って床から200mm上げる方法があります。この記事では、置けるプリンターと机の条件、購入前に測る場所、ロータイプが向かないケースまで整理します。

床置きの不便は「低さ」と「動かしにくさ」に分ける

まず、現在の置き方で何に困っているかを確認します。

  • 印刷物を取る位置が低く、毎回深くかがむ
  • 給紙トレーや操作部へ手を伸ばしにくい
  • 床を掃除するときにプリンターを持ち上げる必要がある
  • 予備用紙の置き場が別になり、補充のたびに移動する
  • 床の上で電源コードや通信ケーブルがまとまらない

このうち、プリンターの位置を少し上げ、必要なときだけ引き出したいなら、キャスター付きの低い台が候補です。一方、立ったまま操作できる高さが必要なら、高さ200mmのロータイプだけでは解決しません。腰を曲げる回数を大きく減らしたい場合は、より高いプリンターラックや収納棚の上を検討します。

最初にプリンター本体を測る

紹介するロータイププリンタスタンドの天板は、幅400×奥行400mmです。小型A4レーザープリンターを想定した大きさですが、「A4対応」というだけで収まるとは限りません。プリンター本体の幅と奥行を実測してください。

測るときは、本体の箱形部分だけでなく、次の張り出しも含めます。

  • 背面の電源プラグとケーブルを曲げずに収める余裕
  • 前面の給紙トレーや排紙トレーを開いた奥行
  • 側面カバーや手差しトレーを開くための空間
  • インクやトナーを交換するときに必要な上方・側方の空間

本体が400mm角以内でも、背面を壁へ密着させるとケーブルへ無理がかかることがあります。普段の印刷時だけでなく、用紙補充や消耗品交換の動作まで再現して判断しましょう。

デスク下へ置くなら高さと足元を確認する

スタンドの外寸は幅400×奥行400×高さ200mmです。プリンターを載せた全体の高さは、スタンドの200mmとプリンター本体の高さを足して考えます。

たとえば、プリンターの高さが300mmなら、全体は単純計算で約500mmです。ただし、上部カバーを開く機種では、さらに開閉スペースが必要です。机の天板裏に補強材、引き出し、配線トレーがある場合は、床から天板表面までの高さではなく、最も低い障害物までを測ってください。

足元へ置く場合は、椅子に座った状態で膝、すね、つま先が当たらないことも重要です。机の中央をプリンターでふさぐと姿勢が窮屈になるため、片側へ寄せるか、普段は使わない机の下を利用します。マスキングテープで床に400mm四方を作り、椅子を引く動作や通路への張り出しを確認すると判断しやすくなります。

ロータイププリンタスタンドの仕様

ロータイププリンタスタンドは、プリンターを床から200mm上げ、下棚へ用紙をまとめたい場合に合うスチール製の台です。

主な仕様は次のとおりです。

  • 外寸: 幅400×奥行400×高さ200mm
  • 天板: 幅400×奥行400×厚さ18mm
  • 本体重量: 5.42kg
  • 総耐荷重: 80kg
  • 天板耐荷重: 80kg
  • 下棚耐荷重: 20kg
  • 材質: スチール(エポキシ樹脂粉体塗装)
  • 移動方法: キャスターまたはアジャスター
  • 組み立て: 購入者による組み立て
  • 商品番号: SS-LPS-T4040SL

キャスターを使えば、給紙や清掃の際に机の下から引き出せます。頻繁に動かさず、同じ場所へ安定して置きたい場合は、アジャスターを選べます。下棚へ用紙を置くときは、包装単位の重さを確認し、20kgを超えないようにしてください。

幅400mm・高さ200mmのプリンタースタンドを確認する

引き出すならケーブルにも移動分の長さが必要

キャスターで机の下から引き出せても、電源コードやUSBケーブルが固定されたままでは移動できません。通常位置から、用紙補充や背面操作ができる位置まで何mm動かすかを決め、その距離を含めてケーブル長を測ります。

余ったケーブルを床へ垂らすと、キャスターで踏んだり、台を戻すときに巻き込んだりします。壁側に余長をまとめ、台を動かしたときだけ伸びる配線にします。LANや電源の差込口が背面にある機種は、ケーブルを抜かずに消耗品交換できる位置まで引き出せるか試してください。

キャスターとアジャスターは使い方で選ぶ

清掃や給紙のたびに動かすならキャスター、壁際へ固定して前面から操作できるならアジャスターが候補です。プリンターと用紙を載せた後は台全体が重くなるため、設置後に気軽に持ち上げて交換できるとは限りません。組み立てる前に、どちらで使うか決めておきます。

キャスターを選ぶ場合は、床の継ぎ目、カーペットの端、配線カバーなど、移動経路にある段差も確認します。400mmだけ空けても、引き出した台を一時的に置く場所がなければ、補充中に通路を塞いでしまいます。

下棚の用紙は床に近いままである

下棚へ予備用紙を置けばプリンターの近くへまとめられますが、棚板は床に近い位置です。床清掃の水分がかかる場所や、出入口から湿気を持ち込みやすい場所では、未開封の包装単位で保管し、開封済み用紙を長期間置かないほうが扱いやすくなります。

下棚耐荷重は20kgあるものの、載せられる量と日常的に必要な量は別です。用紙を積み上げすぎると奥の束を取り出しにくくなり、台を引く重量も増えます。補充一回分など、保管量の上限を先に決めます。

印刷頻度が高いなら高さ200mmでは足りない

高さ200mmのスタンドは、床へ直接置く状態を改善しながらデスク下へ収めるための製品です。プリンターの操作面を立った人の手元まで上げるものではありません。一日に何度も印刷物を取りに行く共有機なら、かがむ動作そのものは残ります。

共有プリンターを誰かの足元へ置かない

空いている机の下へ置く計画でも、その席を将来使う可能性があるなら、プリンターの定位置として固定しないほうが安全です。利用者が着席するようになると、印刷物を取りに来る人が席へ近づき、足元の台を引き出すたびに作業を中断させます。

共有機として使う場合は、特定の人の執務領域ではなく、利用者が声を掛けずに近づける場所を選びます。机下へ収めることより、給紙、回収、エラー対応をするときに周囲の仕事を妨げないことを優先します。個人専用機なら、利用者自身が椅子を動かして操作できるため、ロータイプを選びやすくなります。

印刷物を台の上へためない

プリンターを机下へ隠すと、排紙された書類へ気づきにくくなる場合があります。特に共有機では、前の利用者の書類が残ったまま次の印刷が重なり、資料を取り違える原因になります。

印刷した人がすぐ回収することを基本にし、回収されない書類をスタンドや下棚へ移して保管しません。個人情報や社外秘資料を扱う職場では、認証印刷などプリンター側の機能も確認します。スタンドは機器と用紙の置き場であり、出力済み書類の一時保管場所ではないと役割を分けます。

エラー対応のために前へ出せる状態を保つ

紙詰まりや消耗品交換が起きたときだけ台を引き出す運用では、普段使わない空間へ荷物が置かれ、必要なときに動かせなくなりがちです。スタンドの前へ箱やバッグを置かず、引き出した後に作業できる場所も日常的に空けておきます。

エラーが起きたら、電源コードを強く引かず、取扱説明書で指定されたカバーを開けて対応します。担当者以外が無理に動かす職場では、プリンター本体の管理担当と、台を戻す位置を決めます。キャスターの利点は移動できることではなく、保守作業のときに必要な面へ近づけることにあります。

下棚の在庫を補充担当者だけの情報にしない

予備用紙を下棚へ置いても、補充担当者以外が在庫の置き場所を知らなければ、別の場所から新しい包みを持ち込み、在庫が分散します。用紙の種類と戻す場所を表示し、開封した包みから使う運用を共有します。

プリンターに対応しない用紙や、別の機器で使う消耗品を同じ棚へ混在させないことも重要です。台を導入する目的を「近くへ全部置く」ではなく、「このプリンターで日常的に使う物を戻す場所」に限定すると、補充と棚卸しを行いやすくなります。

利用頻度が低く、置き場所を増やさず床置きと清掃の問題を解決したいなら、このロータイプが選択肢になります。反対に、操作回数が多い、用紙やトナーをまとめて管理したい、足元を空けたい場合は、壁際へ置くハイタイプのプリンターラックと比較してください。

ロータイププリンタスタンドの商品詳細を確認する

参考資料