休憩席でスマートフォンを充電したくても、壁のコンセントが遠く、近くの席へ移らないとコードが届かない。二人がそれぞれ端末を使う場所なら、座る位置と差込口を一緒に決める方法があります。
コンセント付き2人掛けソファ
は、オリバー×オフィスコムのローバックタイプです。前面に一口ずつ、合計二つの差込口を備えています。ただし、壁の電源が不要になる家具ではありません。商品画像では背面から二本のコードが出る構成なので、二席分の壁側接続と、着席してから端末までのコード経路を分けて計画します。
二席で使うのは「端末の台数」より「差すプラグの数」
このソファの差込口は家庭用の電源プラグを挿す形で、USB端子ではありません。スマートフォンやノートパソコンの充電器を差し、そこから端末へ充電ケーブルをつなぎます。USBケーブルだけを持って座れば充電できる、という設備にはなりません。
各席に一口あるため、一人一つの充電器なら分けて使えます。一方、一人がパソコン用とスマートフォン用の充電器を別々に差すと二口とも使い、隣の人の分が残りません。休憩席へ二人分の電源を用意する目的なら、通常どの充電器を持ち込み、いくつのプラグを差すかを先に決めます。
例えば、二人ともスマートフォン用の充電器を一つずつ使うなら、前面二口に一つずつ割り当てられます。一人が複数端末を同時に充電する場合は、一つの充電器で対応できるか、使う時間を分けるかなど、席側の条件を整えます。複数口タップを座面へ置いて差込口を増やすことを前提にすると、ソファに口数をまとめた意味が薄れます。
充電器を共用品として常設するなら、端末側の端子と充電器の出力条件を照合します。見た目が同じUSB Type-Cでも、必要な出力が足りなければ期待する充電速度にはなりません。ソファのコンセントが充電速度を決めるわけではなく、充電器と端末の組み合わせで決まる点は、持参型でも同じです。
1200Wの表示を、二席の使用条件へ落とし込む
商品ページの表記は「1口コンセント2箇所付き(1200ワットまで)」です。一口ずつ1200Wで計2400W使える、という内訳までは明記されていません。ここでは充電席の配分条件として、二席へつなぐ機器の入力電力の合計を1200W以内に抑えて計画します。これは大きい側へ解釈しないための条件で、内部の配線構成を断定するものではありません。
照合するのは、充電器が端末へ出す出力だけではなく、コンセントから受け取る入力側です。充電器に目立つ「65W」などの表示があっても、それがUSBの最大出力なら、その数字をそのまま壁側の消費電力として足さないようにします。使用する充電器の仕様書で入力・消費電力の記載を見ます。
入力が電流で示されている機器については、電圧範囲と対応する条件も必要です。入力欄と出力欄を見分けられないまま、異なる単位の数字を足して上限内と判断しないでください。会社で使う充電器の型番を決められるなら、その二つの仕様を先にそろえるほうが、持ち込む機器を無制限に受け入れるより配分しやすくなります。
また、ソファの差込口が二つあっても、建物側の電源容量が増えるわけではありません。壁の差込口を二つ使う場合も、同じ回路をほかの設備と共有していることがあります。ソファの上限と壁側の使用条件は別に照合し、共用回路の状況は施設管理者が把握する条件として確認します。休憩席には、使用対象を決めた充電器をつなぐ運用が合います。
背面の二本を、それぞれ壁の電源へ届かせる
販売元の商品画像は、二人掛けの背面下側、左右からコードが出る姿を示しています。一人掛けの画像も併記されていますが、二人用を選ぶ場合は二本あるほうを見ます。ソファの前面に二口あることだけを確認して、壁側は一口で済むと計画しないことが大切です。
配線長の公称値は1.2mです。配置図では、ソファの中心から壁コンセントまでの直線距離ではなく、背面左右からそれぞれコードを通す経路を描きます。ひもを使い、家具の外周や壁際を通ってプラグを差す位置までたどると、近い側だけ届いて遠い側が足りない配置を見つけやすくなります。
幅1400mmのソファを壁コンセントの片側へ寄せると、反対側のコードが幅方向へ回る距離を使います。片側の測定結果をもう片側へ流用せず、二本とも壁まで届く位置へ本体をずらすか、左右に使える電源がある場所を候補にします。コードの長さを使い切って張った状態を、余裕のある配置とは扱いません。
例えば、想定する遠い側の経路がすでに1.3mなら、公称1.2mではその経路を採用できません。逆に1.2m未満でも、実際の出口からの曲がりやプラグ周辺の取り回しが加わります。商品写真はコードの出る側を判断する資料であり、出口位置の細かな寸法図ではないので、長さの限界ぎりぎりで据え付け位置を固定しないようにします。
届かないときは、通路を斜めに横切る経路へ短縮する前に設置場所を見直します。壁電源の近くへ動かせるか、家具配置や電源設備を変更する必要があるかで判断してください。延長器具を継ぎ足してから位置を決めるのではなく、二本の給電先を確保できる場所を先に選びます。
前面の充電器と、座る人の足元も一緒に見る
前面の差込口は左右の座席付近にあり、座面の下側へプラグを挿します。後ろの壁配線をまとめても、前面に大きなACアダプターが出っ張れば、足やバッグとぶつかる位置になります。実際に使う充電器の形を見て、差した状態で前方へどれだけ出るかを確認します。
ソファの座面高さは420mm、奥行は450mmです。座ってスマートフォンを手に持つ場合は、差込口から充電器、充電ケーブル、手元までの長さが必要です。ソファ側の1.2mコードは壁へつなぐための長さなので、利用者が端末を動かせる範囲を示す数字ではありません。
休憩中に端末を隣のテーブルへ置くなら、テーブル上まで届くケーブルを用意し、立ち上がる足の前を横切らない位置へ置きます。ノートパソコン用の充電器に電源ケーブルが付く場合も、余った部分を二席の間や座面へ積み上げず、席を空ける際に回収しやすい構成にします。
二人の利用を想定して、一人が座ったまま、もう一人がプラグを抜いて立つ場面まで比べると、充電器の位置を判断しやすくなります。空席でコードだけを伸ばしたときには問題がなくても、足元にバッグを置いた状態では経路が変わるためです。壁側の二本と、前面の持参コードの両方が日常動作を妨げない配置を選びます。
幅1400mmの休憩席を、充電だけで選ばない
本体外寸は幅1400×奥行600×高さ720mmのローバックです。肘掛けで席を区切る形ではないため、二人で座る範囲と荷物を置く範囲を分けて考えます。二席のうち一席がバッグ置き場になるなら、充電口が二つあっても二人用の休憩席としては使えません。
ソファには作業用の天板がありません。短い休憩中にスマートフォンを使う場面と、パソコンを広げて作業する場面では、必要な周辺家具が変わります。後者も用途に含めるなら、テーブルの位置と天板高さ、座ったまま端末を置ける距離を合わせます。机の前へ置ける寸法だけで、執務用の椅子と同じ使い方ができるとは判断しません。
一方、充電しながら長時間作業する人がいると、休憩目的の人が座れなくなることがあります。休憩中心なのか、短い作業にも使うのかを部署でそろえ、端末だけを残して差込口を占有する状態を避けるなど、二席を使う目的に合う利用範囲を決めます。複雑な管理表を作るより、席の目的と持ち帰る物を明確にするほうが運用しやすいでしょう。
完成品が入る経路と、設置後の配線確認を残す
この商品は完成品で、梱包寸法は幅1440×奥行640×高さ750mm、梱包重量は30kgです。設置場所の床に収まることと、そこへ運び込めることは別です。入口の開口、廊下の曲がり角、エレベーターを使う場合の扉と内部を、梱包の三辺と照合します。梱包重量をソファ本体の重量と混同しないようにします。
受注生産品で、販売ページは注文後のキャンセルや搬入できない場合の扱いについて注意を示しています。納期表示だけで発注せず、搬入経路と引き渡し条件まで確認してから色を選びます。完成品をその場で分解して運べるとは見込みません。
設置時には本体の脚の下へコードを挟まず、壁側のプラグへ手が届く余地を残します。清掃などで本体を動かすときも、コードをつないだまま引っ張る配置にしないことが必要です。最初に二席分の充電を確認し、家具の向きを変えたら左右それぞれの配線経路を見直します。
二席の給電先と使う姿がそろったら候補にする
このソファが合うのは、二人が使う充電器を二口へ割り当てられ、背面の二本を壁電源まで無理なく通せる場所です。壁側の接続が一口分しか用意できない場合や、遠い側のコードを通路へ引く必要がある場合は、位置や設備を先に見直します。
前面の充電器と端末のコードまで含めて二人が座って使えるなら、休憩席のそばへ電源をまとめる意味があります。2人用コンセント付きソファの商品詳細を確認する
際は、壁電源の位置、使う充電器の型番、二本それぞれの配線経路を用意して比べてください。