オフィスの休憩スペースで充電する|コンセント付きソファの配線計画

オフィスの休憩席で二人が端末を充電できるようにしたい総務担当者向け。コンセント付き2人掛けソファの口数と合計1200W、1.2mの電源コードを通路外へ収める測り方を解説します。

オフィスの休憩スペースで充電する|コンセント付きソファの配線計画

オフィスの休憩席でスマートフォンやノートパソコンを充電しようとすると、壁のコンセントまで延長コードを引くことがあります。差込口を席へ近づけられても、コードが通路を横切ったり、一つの口を二人で譲り合ったりする配置では使い続けにくくなります。

二人分の座席と給電位置をまとめて決めるなら、各席に1口ずつコンセントを備えたオフィスソファが候補です。この記事では、同時に使う機器の数え方、1200Wの配分、1.2mの電源コードを通路外へ収める測り方を説明します。

充電したい機器を二席に割り当てる

最初に、休憩席で何を充電するのかを決めます。スマートフォン二台だけなのか、ノートパソコンとスマートフォンを一台ずつ使うのかで、必要なプラグと消費電力が変わります。

候補のソファには、1口コンセントが2箇所あります。各席で一人が一つの充電器を使うなら割り当てやすい構成です。一方、一人がパソコンとスマートフォンを同時につなぐと、もう一方の席で使える口がなくなります。複数口の電源タップを後から継ぎ足す前提にはせず、通常時に同時使用する機器を二つまでに絞れるか確認してください。

私物の充電を認めるか、会社支給端末だけにするかも先に決めます。共用席へ充電器を常設する場合は、対応端子と出力が端末に合うことをIT担当者へ確認し、利用後にケーブルが座面や床へ残らない戻し方を定めます。

1200Wは二つの差込口で配分する

コンセント付き2人掛けソファの商品ページには、1口コンセント2箇所と「1200ワットまで」と記載されています。二つの差込口へつなぐ機器の消費電力を合計し、1200W以内かを確認します。

充電器は端末へ供給する電力だけでなく、ACアダプターや本体に表示された入力側の定格を確認します。二人が使う想定なら、左席と右席の機器名、個数、表示値を一行ずつ書き、同時使用時の合計を出してください。

口数が二つ空いていても、建物側の回路容量が増えるわけではありません。同じ壁コンセントや回路で照明、電気ポット、暖房器具などを使っている場合は、ソファだけの1200Wで判断せず、設備管理者に回路と既存負荷を確認します。

1.2mは直線ではなく壁際の経路で測る

ソファの配線長は1.2mです。設置候補を決めたら、ソファから壁コンセントまで直線で測らず、コードを実際に通したい壁際や家具の外周へひもを置き、その長さを測ります。

コードがソファのどの位置から出るかで届く範囲は変わります。商品画像で取り出し位置と向きを確認し、判断できない場合は販売元へ問い合わせてください。床の輪郭だけを壁へ寄せ、配線の取り出し位置を省いてはいけません。

1.2mで壁コンセントへ届かない場合は、通路を横切る最短経路へ変更しません。別の壁際へソファを移すか、施設管理者へ固定配線やコンセント増設を相談します。延長器具を使う場合も、製品の定格と施設の運用基準に従い、継ぎ足しを前提に配置を決めないようにします。

ソファの脚と人がコードを踏まない位置を作る

NITEは、電源コードを折り曲げる、踏みつける、引っ張るなど、外から力が加わり続ける使い方により、内部の芯線が断線して異常発熱や発火に至るおそれがあると注意喚起しています。

設置時は、コードをソファの脚と床の間に挟まず、座る人の足や清掃用具が繰り返し触れない側へ出します。余った部分を座面下へ押し込んだり、小さく束ねたりせず、プラグから本体までの全体を点検できる経路にします。

ソファを動かして清掃するときは、先に壁側のプラグを抜きます。コードを持って引っ張らず、プラグ本体を持って抜き差しできる位置を空けてください。設置後も、被覆の傷、家具による挟み込み、プラグ周辺のほこりを定期的に確認できるようにします。

幅1400mmの座席と壁電源を同時に仮設する

本体外寸は幅1400×奥行600×高さ720mmです。床へ輪郭を描くときは、ソファだけを示すのではなく、壁コンセントと配線経路も同じ図へ入れます。二人が座り、足元へバッグを置いた状態でもコードを踏まないか試してください。

座面は奥行450mm、高さ420mmです。休憩中に端末を手で持つのか、隣のテーブルへ置くのかを再現します。ソファには作業用の天板がないため、長時間のパソコン作業を想定するなら、充電できることだけで席を決めず、端末を安定して置ける別の家具も検討します。

電源の使用を短時間の充電に限定するのか、座って作業する席として使うのかで占有時間が変わります。休憩を目的とするなら、仕事で長時間ふさがらない利用ルールも合わせて決めます。

誰でも持ち込める電気製品の電源にはしない

差込口が座席にあると、充電器以外の機器もつなげるように見えます。休憩席で使用を認める機器を社内支給端末の充電器などへ限定し、発熱器具や調理器具を接続しないことを表示します。上限内に見える機器でも、施設側が休憩席での使用を認めているとは限りません。

異臭、変色、差込口の緩み、充電の断続があれば、その席だけで判断して使い続けず、壁側の電源を抜いて設備担当者へ連絡します。ソファの張地清掃と電源部の点検は別の手順にし、液体を使う清掃時には差込口へかからないようにします。移設後はコードの挟み込みとプラグの差し直しを確認してから利用を再開してください。

コンセント付き2人掛けソファの仕様

コンセント付き2人掛けソファは、ローバックの二席へ差込口を一つずつ備えた布張りのオフィスソファです。

  • 外寸: 幅1400×奥行600×高さ720mm
  • 座面: 奥行450×高さ420mm
  • 背もたれ: 奥行150mm
  • コンセント: 1口を2箇所、1200Wまで
  • 配線: 長さ1.2m
  • 張り材: 布地
  • クッション: 軟質発泡ウレタン
  • 脚部: 高さ13mmのアジャスター
  • 組み立て: 完成品
  • 商品番号: OV-PDSK005S2

カラーはベージュ、グレー、ブルーから選べます。購入時は色だけでなく、設置候補の壁電源までコードが届くか、二席で使う機器が口数と容量へ収まるかを先に確定します。

各席のコンセント位置とソファ全体の形を確認する

二席の利用量と通路外の経路が決め手になる

このソファを候補にできるのは、二席で同時に使う機器を二つの差込口と合計1200W以内へ収められ、1.2mの電源コードをソファの脚や通路に重ねず壁コンセントまで通せる場合です。

両方を実寸で確認できるなら、休憩する人が充電のたびに席を離れたり、延長コードを一時的に通路へ引いたりする状態を減らせます。

2人用コンセント付きソファの商品詳細を確認する

参考資料