会社案内やサービス資料を受付に置きたいのに、カウンターへ並べると書類を受け渡す場所がなくなる。重ねて置くと、下の資料が見えず、来訪者が必要な一冊を選べません。横へ広げる代わりに、資料を縦一列へ分ける方法があります。
候補は、A4対応1列7段パンフレットスタンド RF-RFPFS-SG
です。本体幅287mmに7ポケットを備え、脚元には補充用の資料を置ける棚があります。7種類を一種類ずつ分けたい受付で検討しやすい構成です。
ただし、狭い場所に合うかを決めるのは横幅だけではありません。使用時の奥行は477mm、ポケットの内幅は220mm、奥行は25mmです。床の配置と冊子の厚みを確認し、来訪者が選ぶ場所と補充の仕方を一緒に決めます。
奥行477mmと、資料を選ぶ人の立ち位置を確保する
使用時の外寸は幅287×奥行477×高さ1419mmです。A4の短辺210mmと比べると本体幅は77mm広い程度ですが、後ろへ脚を開くため、壁際へ薄く沿わせるだけのラックではありません。
床へ287×477mmの枠を作り、受付カウンター、収納扉、入口との位置関係を見ます。幅300mmの隙間に本体が入っても、奥行が300mmしかなければ、残る177mmは手前へ出ます。その張り出しを許容できる場所かで判断してください。
次に、枠の前に立って資料を選ぶ動きをします。来訪者が立つと後ろを通れない場所なら、家具だけが収まっていても受付の動線には合いません。人が資料を見て立ち止まる場所を、呼び出し待ちや書類記入の場所と重ねすぎないようにします。
入口から見つけやすいことと、入口直前に置くことも別です。扉が開いたときに隠れたり、入ってきた人と資料を取る人が同じ場所へ集まったりする場合は、少し奥の壁際も比較します。床の寸法を測った後、入口から受付へ歩く流れで位置を確かめましょう。
ポケット奥行25mmは、冊数を決めるもう一つの上限
メーカー寸法図の収納部は、1ポケットあたり高さ182mm、深さ116mm、幅220mm、奥行25mmです。A4縦の短辺210mmに対して幅の差は10mmなので、通常のA4冊子を縦向きに並べる構成です。A4横向きの297mm幅を入れる前提にはしません。
冊子を袋やクリアホルダーへ入れて配る場合は、紙そのものではなく外装込みの幅を確認します。A4用と呼ばれる入れ物でも、紙より外形が大きくなります。ポケットへ入ったとしても、端が押されて曲がったり、隣の枠へ引っ掛かったりする状態では取り出しにくくなります。
各ポケットの耐荷重は等分布で約1kgです。ただし、1kg以内なら何冊でも入るわけではなく、奥行25mmにも制限されます。たとえば実際の冊子を量って厚みが2mmなら、12冊で24mmです。これは厚みだけの計算で、手を掛けて一冊を抜く余地まで保証する数字ではありません。
同じ冊子が一冊50gなら、12冊は600gなので重量条件には収まります。この例では重量より厚みのほうが先に効いています。薄くて重い資料、折り加工でふくらむ資料など、冊子の作りで制約は変わるため、厚みと重さの両方を見てください。
実際には少なめに入れ、手前の一冊だけを無理なく抜ける量から始めます。補充直後だけ取り出せず、減ってからようやく使いやすくなる状態なら、満杯の目安を下げます。7種類を並べる機能と、一度に大量の在庫を入れる機能は分けて考えましょう。
七つの役割を分け、表紙の見える部分で選べるようにする
A4を横へ七つ、隙間なしで並べると、短辺210mmの合計だけで1470mmになります。1列7段は横幅を287mmへまとめられますが、七つの表紙全体を横並びのように一度に見せる構造ではありません。段が重なることを前提に、見える部分で違いを伝える必要があります。
会社案内、サービス全体の案内、用途別資料、導入事例、採用案内など、読む目的が異なる資料を一ポケットずつに分けます。内容が似た資料を七つそろえるより、「最初に読むもの」「詳しく調べるもの」が区別できる組み合わせにします。
実物を入れたら、受付へ向かう距離から資料名を見ます。表紙の下部にしかタイトルがない冊子は、ポケットや前の段で隠れることがあります。上部の色だけで見分ける運用にせず、初めて来た人が何の資料か分かるかを確認してください。
重要な資料を必ず最上段へ置くと決める必要はありません。利用者の目線と取りやすさを見て、最初に手に取ってほしい資料を選びやすい段へ置きます。下段の資料へ手を伸ばしにくい受付なら、担当者が説明して渡す資料を下へ回す方法もあります。
七種類に満たないときは、空きを埋めるために古い資料を戻さないようにします。反対に七種類を超える場合は、一ポケットに異なる資料を重ねると奥の種類が見えません。常設する七種類を選び、残りは必要な人へ手渡す運用と比較します。
脚元の2kgは、七種類の在庫を合計して考える
下部のストック台は、配布用の予備を本体の近くへまとめる場所です。ポケットが空くたびに受付の奥から資料を探す作業を減らせますが、耐荷重は棚全体で等分布2kgです。各資料に2kgずつ割り当てられるわけではありません。
一冊50gの冊子なら、棚全体の重量だけを見た計算は40冊です。七種類を各5冊置くと35冊、合計1.75kgになります。残りの重量に余裕があっても、台からはみ出す量や高く崩れやすい積み方を前提にはしません。
七種類を横へ分けて平積みできる広い棚ではないため、補充する順序にも工夫が要ります。少数ずつを種類別にまとめ、どの束か分かる状態にして、上の資料を何度も移さず取り出せる量に絞ります。重い冊子が混ざる場合は、種類ごとの重量を合計し直してください。
補充量は七種類で均等にするより、実際の減り方で変えます。会社案内が毎日減り、採用案内は週に数冊なら、前者をこまめに補充するほうが棚の場所を使いやすくなります。ポケットと脚元を同じ日に見て、どちらかだけが空になる状態を減らします。
改訂直前の資料は、予備を多く積まないことも有効です。全部を本体へ持ってくるのではなく、次の補充までに必要な量を置き、残りは別の保管先にまとめます。ストック台は倉庫の代わりというより、日常の補充を近くで済ませるための棚として使います。
折りたたむと薄くなるが、長さは1475mmになる
折りたたみ時の寸法は幅287×奥行85×高さ1475mmです。使用時の奥行477mmから392mm薄くなりますが、高さ1419mmのまま収納できるわけではありません。畳んだ状態では56mm長くなるため、保管場所は1475mmで確認します。
説明書では、下部棚の中央を押し上げて折りたたむ構造が示されています。後脚を適当に寄せるだけでなく、可動部と棚の動きを確認して扱います。完成品なので主要な組み立ては不要ですが、使い始めに開閉方法を把握することは必要です。
収納前にはポケットと下部棚から資料を取り出します。メーカーは物を入れたまま移動しないよう案内しているため、冊子を載せた状態で閉館後の移動を済ませる計画にはしません。七種類を毎日出し入れする作業も、折りたたみ収納の手間に含めてください。
本体重量は販売店が3.5kg、メーカーのホワイト製品ページが約3.4kgと記載しています。持ち運びを考える際は約3.5kgの本体として扱い、長い形状も含めて経路を確認します。収納庫の高さが足りても、途中の曲がり角で向きを変えられないなら保管先を見直します。
毎日資料を抜き戻す負担が大きいなら、常設できる位置を選ぶ方法もあります。折りたためること自体を優先せず、開館準備と片付けを誰が何分で行うかまで含めて比較しましょう。
設置位置を決めたら、接地と補充時の動きを確認する
本体には脚部のアジャスターがあります。平らな床で接地を確認し、説明書に従って調整します。六角ナットが動かない場合のねじ調整も案内されていますが、六角レンチは付属しないため、必要な道具を確認しておきます。
アジャスターを調整すれば大きな傾斜や段差を使えるという意味ではありません。資料を入れる前に脚が接地する場所を選び、ポケットとストック台へ必要量を戻した状態で、通常の抜き差しを行います。周囲の備品や来訪者の荷物が枠へ触れる配置なら、位置をずらします。
補充担当者が脚元へ手を伸ばしたときに、カウンター側の収納扉を開けられるかも見ます。来訪者には使いやすくても、補充するたびに本体を動かす場所では、設置位置が徐々に変わりやすくなります。
本体の汚れは説明書に従い、乾拭きや固く絞った布で手入れします。濡れた傘を置く場所や屋外の配布場所とは分け、清掃後に資料を戻す前に水分が残っていないかを確認します。
改訂時は、ポケットとストック台を同時に入れ替える
新版の表紙だけを手前へ足すと、その奥に旧版が残ります。改訂時は対象ポケットを一度空にし、ストック台の同じ資料も取り出してから新版を入れます。表に見える一冊だけではなく、配布する束全体をそろえる作業です。
各資料の担当部署と改訂日、配布を終了する際の連絡先を受付用のメモへ残すと、補充する人が変わっても判断しやすくなります。来訪者向けの表紙へ管理情報を増やす必要はなく、裏側の運用として持てば十分です。
A4対応1列7段パンフレットスタンドの商品画像と詳細を確認する
![]()
奥行477mmと資料を取る場所を確保でき、内幅220mm・奥行25mmのポケットへ必要量を分けられるなら、横幅を抑えて七種類を案内する候補になります。RF-RFPFS-SGの7段構造と折りたたみ状態を商品ページで確認する
と、床の配置と補充量を照合できます。