デスク横の20cmに収納を置ける?幅・高さ・奥行の測り方

デスク横に約20cmの隙間がある人向けに、幅200mm収納を置く前の測り方を解説。高さ700mm・奥行600mmの合わせ方、内幅160mmの収納量、ノルム木製デスク隙間収納が合う条件が分かります。

デスク横の20cmに収納を置ける?幅・高さ・奥行の測り方

デスクと壁の間に20cmほどの隙間があっても、そこへ幅20cmの家具がそのまま入るとは限りません。壁の巾木、机の脚、背面の配線まで含めた最も狭い部分に本体が収まり、前から物を出せることが必要です。

候補になるのが、ノルム 木製デスク隙間収納 幅200mm です。幅200×奥行600×高さ700mmで、電話などを置く細い天板と、可動棚1枚のオープン収納を追加できます。幅200mmは外寸で、ファイルを並べられる内幅は160mmです。

選ぶ順番は、家具を置けるか、椅子や通路を使えるか、入れたい物を出し入れできるか。空いた隙間を埋めるだけで終わらないよう、机の上から何を移すのかを決めてから測りましょう。

隙間は床・天板付近・前後で測り、最小幅を見る

まず、収納を置く予定の場所を空にします。幅は床付近とデスク天板付近で測り、さらに手前と奥でも確認してください。手前が210mmでも、奥の巾木のところが195mmなら、幅200mmの本体をそこまで入れる配置は選べません。

壁際では巾木の出幅と高さ、デスク側では脚や幕板の出っ張りを見ます。天板の端だけを基準に測ると、その下にある構造物を見落とします。本体の側板や背面が通る範囲に障害物がないか、床から700mmまで続けて確認するのがポイントです。

本体にはアジャスターがありますが、巾木をまたいで置ける家具という意味ではありません。巾木を避けて前へ出すなら、その位置で改めて幅と奥行を測ります。最小幅が公称寸法と同じ200mmの場合も、壁の傾きや据え付け時の動かし方を考えると、押し込めるとは断定できません。

組み立てる場所から設置場所までの経路も見てください。狭い隙間の中で組み立てる前提にせず、完成した本体を正面から運び込める配置にします。机の移動が必要なら、その作業まで含めて置き場所を決めます。

奥行600mmの輪郭を床に写して、椅子を動かす

次に、床へ幅200×奥行600mmの輪郭をテープなどで示します。その状態でいつものように着席し、椅子を引き、横へ向きを変えてみてください。家具が床に収まることと、仕事中の動線が残ることは別です。

奥行600mmのデスクなら前面をそろえやすい一方、奥行450mmのデスクでは150mmの差ができます。背面をそろえると収納が150mm前へ出て、前面をそろえると150mm後ろへ出ます。前者は椅子の脚や通路、後者は壁・コンセント・ケーブルへの接近が判断点です。

隣の引き出しや収納扉も実際に開けて確認します。棚の正面にはファイルを引き出す空間が必要なので、本体の前に椅子や荷物が常駐する配置では使いにくくなります。特に机と壁の間では、座ったまま手を伸ばせるかだけでなく、立って奥の物を回収できるかも見ておきましょう。

背面へ配線を逃がす場合は、その分だけ本体が前へ出る可能性があります。壁から600mmを測って終わらず、巾木や接続したプラグを避けた実際の背面位置から測り直してください。

高さ700mmを合わせる目的と、天板に置く物を決める

本体の高さは700mmです。デスクも700mmなら天板を近い高さに並べられます。ただし床の状態や調整で差が出るため、境目をまたいで大きな機器を載せる前提にはせず、収納の天板内に置く物を決めるほうが使い方を整理できます。

電話、手帳、使用中の資料など、デスクの作業面から移したい物を幅200×奥行600mmの範囲へ仮置きしてみましょう。薄い収納でも、電話の受話器を取る、書類をめくるといった操作には手を動かす余裕が必要です。物の底面が載るだけでなく、机側から使いやすい位置かを確かめます。

高さ720mmの机とは公称で20mmの段差があります。アジャスターは水平を整えるためのもので、20mm伸ばして机とそろえられるとは確認できません。段差があっても収納用途ならよいのか、作業面の連続性が必要なのかを分けて判断してください。

昇降デスクに添える場合は、固定高さ700mmの収納と天板が相対的に動きます。昇降範囲で机の天板や脚が当たらず、間にコードを挟まない配置が必要です。天板の耐荷重は約10kgですが、腰掛けたり、体を預けたりする用途には使いません。

ファイルの冊数は内幅160mmと取り出す余白で決める

収納部の内幅は160mmです。背幅50mmのファイル3冊なら合計150mm、背幅30mmなら5冊で150mmとなります。ただし、どちらも残りは10mmしかありません。計算上並ぶことと、指を入れて1冊ずつ取り出せることは同じではありません。

買う前に実際のファイルを並べ、背幅の合計と持ち上げる動作を確かめます。厚いリングファイルは内容物で膨らみ、背表紙以外の部分が広がることもあります。新品のカタログ上の背幅だけではなく、今使っている状態の外寸で判断しましょう。

奥行は、販売店の仕様では514mmですが、メーカーの現行商品ページと三面図では収納内奥行508mmです。ここでは図面で確認できた508mmを収まりの基準にします。奥まで使う長い収納箱を選ぶ際は、この差を無視してぴったりの物を買わないでください。

奥行に余裕があっても、前後へ別のファイルを重ねると、奥を取り出すたびに手前を移すことになります。毎日使う資料は背表紙が見える一列を基本にし、奥へ置くなら使用頻度の低い小物など、取り出す順序を決められる物に絞ります。

可動棚は1枚。A4を入れる段の高さから決める

メーカー記載の収納全体の内高さは647mmで、各段が647mmあるわけではありません。可動棚は1枚なので、棚を入れれば上下2室です。棚板の厚みも含まれるため、全体の高さを単純に半分にして収納物の上限とはできません。

棚位置は32mm間隔です。販売店は7段階としていますが、メーカーは17段階と記載し、三面図でも上下の穴間512mmと32mmピッチを確認できるため、メーカーの17段階を採用します。届いた製品では説明書と実物の棚穴を見て位置を合わせます。

メーカー図面には、等間隔に棚を付けるとA4ファイルを2段収納可能との案内があります。ただしA4という用紙サイズが同じでも、ファイルの外形は製品ごとに異なります。上下へ入れたいファイルの高さをそれぞれ測り、棚を選んだ位置で上へ抜く余裕も含めて収まるか確認してください。

下段を背の高い資料、上段を低い小物箱にする使い方もできます。収納したい物の高さを先に決めれば、棚を付けた後でファイルを横倒しにするような行き当たりばったりを避けられます。棚板の耐荷重も約10kgなので、入る量と載せられる重さの両方を見ます。

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背板の位置と配線経路は組み立てる前に選ぶ

組立説明書では、短い背板を上側に付ける場合と下側に付ける場合で工程が分かれています。上部にしか背板を付けられない製品ではありません。電話などのコードを通したい場合は、販売店が紹介する背板上側の配置と天板直下の切り欠きを確認し、組み立て前に用途を決めます。

切り欠きがあっても、収納物の後ろへ無造作にコードを落とすと、ファイルを押し込むたびに干渉します。コードは収納物の通り道から分け、棚位置を変える際に外せるようにします。プラグを抜き差しする場所と、家具を少し動かして点検する余地も残してください。

本体は約14.5kgで、販売店と説明書の組立目安は2人以上で約15分、プラスドライバーが必要です。この時間に採寸や家具の移動まで含めず、部材を広げる場所を確保します。完成後は設置場所でアジャスターを調整し、天板が水平で、棚が確実に載っていることを確認してから物を入れます。

毎日戻す物が決まるなら、20cmを収納に使いやすい

この収納が向くのは、限られたファイルや電話などの置き場所を、机のすぐ横へ作りたい場合です。扉がないので、隠して保管したい資料の置き場や、雑多な物をまとめて放り込む収納には向きません。通路や来客側から見える内容も考えて入れる物を選びます。

共用するなら、上段は共通文具、下段は日常資料などと戻す場所を決めます。天板まで仮置き場所にすると、増やしたはずの机上の余白がまた埋まります。何を移して、元のデスクでどの作業がしやすくなるのかまで決まれば、追加する意味がはっきりします。

購入前の最終確認は、最小の隙間へ本体を運び込めること、奥行600mmが動線を邪魔しないこと、内幅160mmの中で必要な物を取り出せることです。どれかが満たせなければ、20cm空いているという理由だけで採用せず、置き場所や収納する物を見直してください。

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参考資料