デスクでスマートフォンを充電するたび、ケーブルを机上へ引き回したくない。Qi対応のデスクライトなら、照明の台座に端末を置いて充電できます。ただし、ワイヤレス充電は「台座へ載せれば必ず始まる」ものではありません。
この記事では、スマートフォンを縦置きで充電できるQi充電機能付きLEDデスクライトを候補に、対応端末、置き位置、ケースや異物、USB給電との使い分けを確認します。
最初にスマートフォンがQi対応か調べる
商品ページに書かれた「Qi対応」は、充電器側の条件です。使うスマートフォンにもQi受電機能が必要なので、端末の取扱説明書かメーカーの仕様ページでワイヤレス充電への対応を確認します。
端末がQi非対応でも、このライトにはDC5V・1.5AのUSB給電ポートがあります。ただし、USBでつなげることと、端末が求める充電条件を満たすことは別です。端末メーカーが指定するケーブルと入力条件を照合してください。
会社支給端末では、私物の充電器やケーブルを使えるかも社内ルールに従います。Qi対応という規格名だけで購入を決めず、実際に置く端末の型番まで特定するのが最初の手順です。
充電位置は端末を少しずつ動かして合わせる
ワイヤレス充電では、ライト側の送電コイルとスマートフォン側の受電コイルの位置関係が重要です。Wireless Power Consortiumも、コイルの位置合わせをワイヤレス充電の主要な課題として説明しています。
本製品はスマートフォンを縦置きにするスタンド型です。設置後は、端末をスタンドの中央へ置き、画面の充電表示を確認します。反応しない場合は押し付けず、いったん持ち上げて左右または上下へ少しずつずらしてください。
充電表示が出た位置を覚えたら、端末を取り上げてもう一度同じ場所へ戻します。一度だけ反応する位置ではなく、毎回迷わず置ける位置かを試すと、日常の運用に向くか判断できます。
通知を見るために端末を頻繁に持ち上げる席では、戻すたびに充電が再開するかも確認します。充電中に画面を操作できることと、置き直して安定して認識することを分けて試してください。
ケースと金属製の異物を充電面から外す
ケースを付けたまま使えるかは、ケースの厚さだけでは決められません。金属製の装飾、リング、カード収納、磁気カードなどが充電面との間に入ると、充電を妨げることがあります。
メーカーの取扱説明書は、本製品とQi対応機器の間へ異物、とくに金属を挟まないよう案内しています。充電前には、スタンド面とスマートフォン背面に硬貨、クリップ、鍵などがないことを確認してください。手帳型ケースにカードを入れている場合は、ケースを外した状態から試します。
Wireless Power ConsortiumのQi仕様解説でも、金属を含むケースは効率へ影響したり、充電を妨げたりする可能性が示されています。ケース装着時だけ反応しない場合は、ライトの故障と決めつけず、ケースを外して同じ置き位置を試してください。
充電中に異常な発熱、におい、変形がある場合は使用を止めます。異物検出機能がある場合でも、すべての異物を必ず検出できるとは限らないため、充電面を物置きとして使わない運用が必要です。
Qi充電とUSB給電は同時に使えない
このライトのワイヤレス充電出力は9.0V・1.0A、USB出力はDC5V・1.5Aです。商品仕様には、ワイヤレス充電とUSB給電を同時に使用できないと明記されています。
そのため、Qi対応スマートフォンをスタンドで充電しながら、USBポートで別の端末も充電する使い方には向きません。通常時に充電する機器を一台に絞れるか、次のように利用順を決めます。
- Qi対応スマートフォンを置く時間
- Qi非対応端末をUSBケーブルで充電する時間
二台を同時に充電したい席では、ポートの有無だけを見ず、別の充電器を含めて電源構成を考えます。このライトは照明と一台分の充電場所をまとめる候補であり、複数台用の充電ハブではありません。
充電場所と照明位置を別々に合格させる
本体の実使用サイズは幅84×奥行350×高さ345mmです。台座を置けても、スマートフォンを縦に出し入れする手の動きがモニター台や机上棚へ当たる位置では、充電場所として定着しません。
一方、スマートフォンを置きやすい場所でも、発光部が筆記面を照らせなければデスクライトの役割を果たしません。端末を置く、通知を確認して戻す、書類へ光を向ける、という一連の動作を同じ配置で行い、どちらかを毎回動かさなくてよい場所を選びます。
高さ345mmの範囲には、机上棚やモニターの側面が干渉しないかを確認します。ライトを点灯した状態でスマートフォン画面へ光が反射するなら、本体や発光部の向きを調整します。充電場所を優先して、筆記面へ光が届かない配置にしないようにします。
コードはライトを動かしても張らない経路にする
電源コードは1.8mです。ライトからコンセントまでの直線距離ではなく、机の縁、脚部、配線受けに沿う経路をひもでたどって測ります。
スマートフォンを取る動作でコードを引っ掛けず、椅子のキャスターが余ったコードを踏まない経路を選びます。昇降デスクへ置く場合は、天板を最上位置と最下位置へ動かしても、コードが引っ張られないことを確かめてください。
充電できないときの切り分け順を決める
共有席では、充電が始まらないたびにライトを故障扱いすると管理が混乱します。まずUSB給電を止め、端末がQi対応であることを確認し、ケースとカード類を外してから置き位置を変えます。それでも反応しないときに、別の対応端末でライト側を確かめます。
この順序なら、同時使用の制限、端末の非対応、ケースの干渉、コイル位置、ライト本体の不具合を分けられます。端末の異常な発熱やにおいがある場合は切り分けを続けず、電源を外して利用を止めてください。
充電場所を個人席として使うなら、金属製クリップや鍵を台座へ仮置きしないことも決めます。共用席なら、スタンド面を清掃するときに異物が残っていないか確認する担当を設けます。Qi対応という表示だけでなく、この置き方を維持できるかが運用上の選択条件です。
Qi充電機能付きLEDデスクライトの仕様
- 商品番号: IR-LDL-QLDL
- メーカー品番: LDL-QLDL-W
- 実使用サイズ: 幅84×奥行350×高さ345mm
- 重量: 1.1kg
- 材質: ABS樹脂
- 光色: 電球色~昼光色(2700~6500K)
- 定格消費電力: 8.0W
- ワイヤレス充電出力: 9.0V・1.0A
- USB出力: DC5V・1.5A
- 充電機能の制限: ワイヤレス充電とUSB給電は同時使用不可
- 直下照度: 2500lx
- 調光: 長押しによる無段階
- 調色: 3段階
- 演色性: Ra85
- 電源コード: 1.8m
- 組み立て: 購入者による組み立て
対応端末と置き直しやすさで判断する
このライトを候補にできるのは、使うスマートフォンがQi対応で、ケースや金属製の異物を除いた状態なら縦置きの充電位置へ毎回戻せる場合です。
USB給電との同時使用が不要で、この二つの条件を満たすなら、Qi充電機能付きLEDデスクライトの商品画像と仕様を確認すると、照明と一台分の充電場所を机上でまとめられるか判断できます。