デスクライトでスマホをワイヤレス充電する|置き位置とケースを確認

デスクライトでスマホをワイヤレス充電する前に、横向き指定、Qi対応とケース、表示灯、USB給電との同時使用不可を確認。LDL-QLDL-Wの説明書に沿って、自分の端末と机に合うか判断します。

デスクライトでスマホをワイヤレス充電する|置き位置とケースを確認

机でスマートフォンを充電するたびにケーブルを挿す手間を減らしたいなら、充電場所を兼ねるデスクライトが候補になります。ただし、選ぶ前に確かめたいのは端末の対応だけではありません。ライトに置く向きと、いつものケースを付けた状態で充電できるかが、日常的に使えるかを分けます。

Qi充電機能付きLEDデスクライト として紹介するアイリスオーヤマのLDL-QLDL-Wは、スマホを立てかけるタイプです。商品名には「縦置きタイプ」とありますが、説明書ではスマホ自体は横向きで使い、縦向きでは充電されないと指定されています。縦長画面のまま使いたい人は、この違いを先に押さえてください。

横向きで置けるQi対応スマホ一台の充電場所と照明をまとめたい場合には候補です。一方、USBにつないだ別の機器も同時に充電したい場合には、このライト一台では足りません。

「縦置きタイプ」でもスマホは横向きに置く

この商品の「縦置き」は、スマホを机と平行に寝かせる平置き型とは異なり、画面が見えるように立てかける方式を表しています。端末の長い辺を縦にする意味で捉えると、使い方を取り違えます。

LDL-QLDL-W/Bの取扱説明書の「ワイヤレス充電する」では、本体の充電マークに対応機器を置く手順と、端末を横向きにする注意が示されています。掲載図も横長のスマホです。机に立てたまま充電できても、画面の向きを自由に選べる充電台ではありません。

例えば、机に戻した端末で横画面の資料を見る使い方と、縦画面のチャットを読みながら操作する使い方では相性が違います。横置きにしても使うアプリの表示が読みやすいかは、手持ちのスマホで先に試せます。これは充電の動作試験ではなく、自分が横向きを受け入れられるかの確認です。

Qiは、対応する充電器から端末へ無線で電力を送る規格です。ケーブルを端末に挿さない分、充電器と端末の位置関係が重要になります。「横向きならどこに置いてもよい」と考えず、充電マークに背面を合わせて使います。説明書にも、充電できないときは対応機器の位置を調整する案内があります。

縦長の画面を保つことが購入の必須条件なら、位置を何度もずらして解決しようとせず、別の充電方式を検討するほうが判断は明確です。このライトは、横向きの置き場所を机に作れる人から検討できます。

端末のQi対応とケースの収まりを分けて確かめる

まず、使うスマホの正確な型番を確認し、端末メーカーの仕様でQiによるワイヤレス充電に対応しているかを調べます。ライトにQi機能があっても、端末側に電力を受け取る機能がなければ充電できません。同じシリーズ名でも仕様が異なることがあるため、見た目や名称の一部だけで判断しないことが大切です。

次に見るのは、ケースを付けた端末の背面です。ライトの説明書は、保護ケースなどがQi充電に対応することを確認したうえで使い、カバーの種類によっては充電できない場合があるとしています。ケースの厚さだけで一律に使えるとは判断できません。

手帳型ケースにカードを入れている、背面にリングや金属部品がある、といった場合には、何が充電面との間に入るかを確認します。本体と対応機器の間に異物、特に金属を挟まないことは説明書の使用条件です。カードや小物を挟んだまま試すのではなく、外せるケースなら外した状態を基準にします。

ケースを外すと充電でき、付けると反応しない場合は、端末のQi非対応と同じ問題ではありません。ケースを外して使う運用にするか、そのケースを使い続けるために充電方法を変えるかを選びます。毎日何度も着脱するのが面倒なら、置くだけという利点が自分には小さくなります。

カメラ周りや付属アクセサリーの突起についても、背面が充電面から浮かず、横向きで落ち着いて置けるかが読者側の確認点です。この商品の全端末・全ケースへの適合を確認したわけではありません。特定の厚さまで対応するという未確認の数値を当てはめず、使用する組合せを一つに絞って判断します。

充電表示を見て、戻しやすい位置を確かめる

電源を接続したら、Qi対応端末を充電マークに合わせて横向きに置きます。説明書では、緑の表示灯が連続点灯すると正常に充電中、緑の点滅は異物感知中、赤の連続点灯は満充電とされています。ただし、対応機器によっては表示しない場合があるため、スマホ側の充電表示も一緒に確認します。

緑の点滅を「充電を始める準備」と思ってそのままにしないことがポイントです。説明書は、Qi非対応の機器や保護ケースを付けた機器などで表示灯が点滅する場合、その場で使用をやめるよう案内しています。端末を取り上げ、対応とケース、充電面の異物を確認してから置き直します。

端末が対応し、間に物もないのに充電が始まらないときには、本体のマークとの位置を調整します。背面を無理に押し付けたり、上下に動かし続けたりするより、いったん取り上げて置き直し、表示が変わるかを見ます。通常どおり置いて認識する位置を探すことが、毎日の使いやすさにつながります。

導入後に試すなら、着席時に置く、通知を見て取り上げる、再び戻す、という普段の動作で充電が再開するかを確認するとよいでしょう。一度だけ反応する置き方では、ケーブルを挿す手間が位置調整の手間に変わるだけです。毎回持ち直す必要がある組合せは、常用の候補から外す判断もできます。

なお、メーカーは振動で充電位置がずれたり端末が落下したりすることがあるため、Qi充電時には端末のバイブレーター機能をオフにするよう案内しています。机上でも振動通知を使いたい場合は、この使用条件が普段の通知の受け取り方に合うかを考えてください。異常を感じた場合は位置調整を続けず、電源を外して使用を止めます。

USBポートは二台目の同時充電用ではない

本製品にはUSB給電ポートもありますが、ワイヤレス充電との同時使用はできません。Qi充電が優先されるため、二つの機能が付いていることを、二台を並行して充電できることと混同しないでください。

USB出力はDC5V・1.5Aです。Qi非対応端末をケーブルで充電する選択肢にはなりますが、すべての機種で充電できる保証はありません。説明書では1.5Aを超えるUSB機器、USBハブ、USB延長ケーブルを使用しないよう指定しています。端末側の入力条件とケーブルを照合し、USB端子の形だけで決めないことが必要です。

ここで役立つのが、付属のマグネット式スマホスタンドです。Qi非対応機器をUSBで充電するときは、ワイヤレス充電面に置かず、付属スタンドを本体の上に置いて使うよう説明書に案内があります。Qi面に置くとUSB給電が止まる場合があるため、ケーブルを挿したまま同じ場所に戻せばよいわけではありません。

例えば、自分のスマホ一台だけを仕事中に置く席なら、通常はQiを使い、別の端末を充電するときだけ置き場所と接続を切り替える運用が考えられます。反対に、スマホとイヤホンなどを毎日同時に充電する席では、別の充電器も必要になります。照明と充電場所をまとめたい目的に対し、追加の機器やケーブルがどれだけ残るかまで考えて選びます。

ワイヤレス充電出力の9V・1Aという値も、手持ちのスマホが常にその条件で充電されることや、決まった時間で満充電になることを示すものではありません。短い休憩中に一定量まで充電することが必須なら、出力値だけを根拠にこのライトを選ばないほうがよいでしょう。

照らす場所とスマホの置き場所を同時に確保する

メーカーの同型番仕様にある実使用サイズは幅84×奥行350×高さ345mmです。これはライト本体の寸法であり、横向きに置くスマホや、取り上げる手の動きまで含む空間ではありません。

幅84mmの隙間があれば足りると考えず、実際の端末の横幅を加味して配置を考えます。モニター横や机上棚の下に置くなら、充電位置へ手を入れられ、横向きの端末が隣の物に当たらないかを確認します。充電中に通知を見るために、本体ごと毎回動かす場所は避けたいところです。

同時に、光を当てたい書類との関係も見ます。明るさは長押しで無段階、色は3段階で調整できますが、スマホを取りやすい場所が必ずしも筆記面を照らしやすい場所とは限りません。説明書の推奨使用姿勢には発光部の高さ約330mmの図があり、照度の説明は姿勢や明るさの条件と結び付いています。直下照度2500lxを机全体の明るさとして扱わないようにします。

例えば、紙を利き手側へ広げる席なら、普段の書類と端末を置く場所を先に決め、その両方にライトを合わせられるかを見ます。端末画面への光の映り込みが気になる場合は、照らす向きと配置を調整します。充電のためだけにライトを遠くへ追いやるなら、照明と充電器を分けたほうが目的に合う場合があります。

電源コードは1.8mなので、机の縁や配線受けを通る実際の経路でコンセントまで届くかも確かめます。ワイヤレスになるのはライトとスマホの間で、ライト自体への電源配線は残ります。昇降机で使う場合は、天板を動かす範囲でもコードが張らない配置にします。

商品ページでスタンド面と操作部を確認する

横向きで置く一台の充電場所として選ぶ

横向きで使えるQi対応端末があり、ケースや通知方法の条件を受け入れられるなら、このライトは照明と充電場所をまとめる候補になります。縦画面での充電や二台同時の給電が必須なら、別の方式へ分けて考えるのが適切です。

Qi充電機能付きLEDデスクライトの商品画像と仕様を確認する 際は、いつもの端末をどちら向きに、どのケースで置くかまで具体的にすると、自分の机に合うか判断しやすくなります。

参考資料