L字デスクは右と左のどちらを選ぶ?通路と作業の流れで向きを決める

L字デスクの右用と左用で迷うオフィス担当者へ。幅1400×奥行1200mmの床枠を作り、出入口、椅子を引いた通路、書類作業、配線から向きを決める手順を解説します。

L字デスクは右と左のどちらを選ぶ?通路と作業の流れで向きを決める

L字デスクの右用と左用は、利き手だけで決めると、張り出した天板が通路や収納の扉とぶつかることがあります。先に部屋の固定物を確認し、その後でパソコンから書類へ手を移す流れを試すと、左右を選びやすくなります。

この記事では、パソコン作業と紙の確認作業を一つの席で分けたい人に向けて、右用L字デスクを原寸で仮置きし、左用と比較する手順を説明します。候補にするのは、左右タイプを選べるL字デスクです。

右用とは着席したときに天板が右へ伸びる形

候補商品の「右用」は、正面の天板に座ったとき、追加の作業面が右側へ伸びる形です。商品画像と「右用」の表示を一緒に確認し、自分が想像している向きと一致させます。部屋を入口側から見た左右ではありません。

まず、正面をパソコン作業面、横へ伸びる側を書類や電話の作業面と仮定します。右用なら、椅子に座ったまま体を右へ向けて横の作業面を使います。左用ではこの動きが反対になります。

左右を決める段階では、利き手を参考にはしても決定条件にはしません。右利きでも、書類棚や書類を運んでくる人が左側にいるなら、左へ作業面がある方が受け渡しの動きは短くなります。

先に壁・出入口・収納扉を平面図へ書く

候補商品の外寸は幅1400×奥行1200×高さ720mmです。床へマスキングテープを貼り、幅1400×奥行1200mmの外接範囲を作ります。これはL字の欠けた部分まで机で埋まるという意味ではなく、机全体が収まる最大範囲を先に確保するための枠です。

枠を作るときは、壁だけでなく次の固定物も書き込みます。

  • 部屋のドアを開いたときに通る範囲
  • 書庫やワゴンの引き出しを全開にした範囲
  • 床や壁のコンセント位置
  • 席の後ろを人が通る経路

右用の枠で張り出し側がドアや引き出しの前に来るなら、左右を反転した枠も作ります。どちらの向きでも重なる場合は、左右の問題ではなく、幅1400×奥行1200mmの外寸が部屋に合っていません。小さいL字デスクや平机との組み合わせへ候補を戻します。

通路は椅子を引いた状態で試す

床の枠だけを見て通路を判断せず、普段使う椅子を正面の着席位置へ置きます。座る、後ろへ引く、立つ、通路へ出る動作を行い、横の作業面が退席方向を塞がないか確認します。

来客や同僚が席へ近づく方向も試します。右側から書類を受け取る席に右用を置くと、張り出した天板越しの受け渡しになる場合があります。一方、横の作業面を人との境界にしたい席なら、その張り出しを通路側へ向ける配置が合うこともあります。

椅子を置いた状態で人が通れない場合、机だけを壁へ寄せても解決しません。通行幅は椅子を通常位置と退席位置の両方へ動かし、最も狭くなる場所を実測します。

パソコンから書類へ移る順番を再現する

左右の床枠を比較するときは、横の作業面に見立てた段ボールや小さな机を置きます。正面へモニターとキーボードの位置、横へ日常的に扱う書類、電話、筆記具の位置を印します。

次の一連の動作を右用と左用で繰り返します。

  1. 正面の画面で内容を確認する
  2. 書類を受け取る、または棚から取り出す
  3. 横の作業面で書類を開く
  4. 画面を見ながら書き込む
  5. 書類を返却場所へ移す

注目するのは、単に手が届くかではなく、書類がキーボードの上を横切らないか、椅子を何度も引き直さないかです。書類の入口と戻し先が右にまとまるなら右用、左にまとまるなら左用が候補になります。作業の入口と戻し先が反対側にある場合は、棚や書類トレーの位置を変えた案も比較します。

配線は左右を決めた後にコンセントまで通す

候補商品には、余ったケーブルを掛けられる配線受けが2個付属します。ただし、配線受けがあっても、机から壁のコンセントまで届くかは別の確認が必要です。

左右を決めた床枠に沿って、電源コードを通す経路へひもを置きます。机の脚、椅子のキャスター、収納扉を避け、壁のコンセントまでの長さを測ります。左右を反転すると、同じ机でもコンセントまでの経路が長くなる場合があります。

通路を電源コードが横切る配置や、コードを机の角で強く曲げる配置は避けます。電源位置の都合で作業に合う向きを選べないなら、左右を妥協する前に、配線経路を変更できるか設備担当者へ確認します。

人の交代や配置変更でも向きが残るかを見る

固定席で担当業務と書類の流れが変わりにくいなら、左右を専用化しやすくなります。反対に、人事異動で利用者が替わる、プロジェクトごとに棚の位置が変わる、席替えが多い部署では、現在の一人の動作だけに合わせると次の利用者が使いにくくなります。

候補席を使う代表者だけでなく、交代要員にも右用と左用の仮設を試してもらいます。作業面の向きは利き手より、共有する書類の入口、電話の位置、同僚が近づく側との関係で評価してください。利用者ごとに結果が分かれる場合は、左右を混在させるか、平机と移動ワゴンのように後から変更しやすい方式も比較します。

設置後に向きを変えるには、機器と配線を外し、机を移動または再配置する作業が必要です。組み立てたまま反転できると推測せず、レイアウト変更時は説明書と施設側の作業条件を確認します。清掃時も机を動かさずに脚まわりと配線受けを点検できる担当範囲を決めます。

候補にした右用L字デスクの仕様

  • 商品番号: PL-UR-1412WH-6R
  • 外寸: 幅1400×奥行1200×高さ720mm
  • 下肢空間: 幅1314mm
  • 天板厚さ: 30mm
  • 天板表面: メラミン樹脂化粧板
  • 本体: 鋼板、焼付塗装
  • 付属品: 配線受け(余長ケーブルフック付き)2個
  • タイプ: 右用
  • 天板: 抗菌・耐指仕様

同じ商品ページで左用と右用を切り替えられ、幅は1400・1600・1800mm、天板奥行は600・700mmから選べます。この記事の原寸確認は、幅1400×奥行1200mmの右用を基準にしています。別の幅や奥行を選ぶ場合は、購入する仕様の外寸で床枠を作り直してください。

L字デスクの右用・左用と天板カラーを商品ページで確認する

右側の動線と作業の流れがそろえば右用を選べる

右用を候補にできるのは、右へ伸びる作業面がドア、収納扉、退席経路を塞がず、書類の入口と戻し先も右側へまとめられる場合です。どちらかが合わなければ、同じ床枠を左右反転し、左用でも動作を試します。

条件がそろったら、想像した向きと商品ページの「右用」画像が一致していることを確かめてから仕様を選びます。

右用L字デスクの商品画像と選択肢を確認する

参考資料