L字デスクは右と左のどちらを選ぶ?通路と作業の流れで向きを決める

L字デスクの右用・左用を、着席側からの向き、張り出しと通路、書類の流れで比較。US-W右用の寸法図にある左用注記や、主天板600mm・横面400mmを踏まえ、仮配置の作り方を解説します。

L字デスクは右と左のどちらを選ぶ?通路と作業の流れで向きを決める

L字デスクの向きは、まず出入口と退席する側を空け、そのうえで書類を置きたい側へ作業面を伸ばす順番で決めます。利き手に合っていても、張り出しが収納扉や人の通り道と重なれば使いにくくなります。

候補のL字デスク は、プラスUS-Wの右用UR-1412WH-6Rです。幅1400×奥行1200mmの範囲に収まる形ですが、長方形の机ではありません。正面の作業面と横の細い作業面を分けて仮置きし、右用が合わなければ左用と比較します。机全体の外寸だけを床に描いて終わらせず、欠けた部分へ椅子を置くところまで試すことが、左右を選ぶ決め手です。

「右用」は席に座った自分から見た右

右用とは、正面の天板に向かって座ったとき、自分の右側に作業面が伸びる形です。来客から見た右や、部屋の入口から見た右とは一致しないことがあります。平面図を作るときは、最初に椅子の位置と正面に見る方向を書き、その席からの左右で判断します。

商品を比べる際には、型番末尾の6Rだけでなく、商品名の「右用」とメイン画像も照合します。同じページに左右共通の説明画像が掲載される場合があるためです。この商品の寸法画像には「画像は左用です」という注記があり、図に描かれた張り出しをそのまま右用の配置として写すことはできません。UR-1412WH-6R US-W L字デスク右用 商品ページ(オフィスコム) で、商品写真と寸法図を分けて確認してください。

例えば画面を正面に置き、右横で受け取った書類を開くなら右用が候補です。逆に左側の棚から書類を出し、左で開いて戻す仕事なら、右利きでも左用が合う場合があります。利き手は筆記のしやすさを見る材料であり、机の向きを一つに決める条件ではありません。

また、天板を部屋の中で回転させることと、形を左右反転することは異なります。右用の机を移動するだけで、同じ正面を向く左用へ変えられるとは考えないでください。着席方向まで変わる配置でよいのかを、平面図で確かめる必要があります。

外接枠に、主天板と張り出しの形を描き足す

選定中の仕様は、外寸が幅1400×奥行1200×高さ720mm、主天板の奥行が600mm、横へ伸びる部分の幅が400mmです。寸法図では着席側の内角に丸みがあるため、単純な直角のLを実物と完全に同じ形だとは扱いません。それでも、二つの作業面を描き分けると、外接長方形だけより配置の違いをつかめます。

まず床へ1400×1200mmの範囲を示します。次に正面側の奥行600mmを主天板として区切り、右用なら着席位置の右に幅400mmの張り出しを描きます。左用の仮配置は、主天板を同じ位置に残し、この張り出しを反対側へ移した形です。左右を替えても外接長方形そのものの寸法は変わらず、変わるのは椅子を置く欠けた側と横の作業面です。

これに部屋のドア、書庫の扉、引き出しが動く範囲を重ねます。図面上の壁だけを見ず、実際に扉を開けて、張り出しの先端がその動きとぶつからないかを確認します。片側で重なっても、反対側の欠けた部分を利用すれば動ける場合があるので、外接枠との重なりだけで直ちに不適合とはしません。

反対に、欠けた部分は自由な通路として全部使えるわけでもありません。椅子と座る人が入る位置だからです。両方の向きで着席・退席・収納の使用が難しいなら、左右の選択を続けるより、机の大きさや平机との組み合わせを見直します。床の空きが増えることと、使える席になることを一緒に判断します。

退席する側と、同僚が近づく側を空ける

L字の張り出しは、物を置く場所を増やす一方で、その側から席へ出入りする動きを変えます。普段の椅子を仮の着席位置に置き、正面へ寄る、後ろへ引く、立つ、通路へ出る動作を順に行います。座っている間だけ通れても、立つたびに横の天板を回り込むなら、動線に合う向きか考え直します。

例えば入口が席の左後ろにあり、右側は壁に沿う配置なら、左側から出入りできる右用が候補になります。ただし、これは部屋の例であり、右側へ机を寄せれば必ず収まるという意味ではありません。右の壁際に書庫の扉がある場合は、張り出しとの干渉を同時に確認します。

同僚との書類の受け渡しも、机の横をどう使うかに関係します。右側へ人が来る席で、横の天板を一時的な受け渡し面にしたいなら右用が役立つ場合があります。一方、隣に立って正面の画面を一緒に見ることが多いなら、張り出しがない側から近づける配置の方が合うかもしれません。接近する側に天板があることを、一律に良い・悪いと決めないことが大切です。

通行の確認は、椅子を机へ寄せた状態と、退席のために引いた状態の両方で行います。家具間の静的な距離だけでは、実際に人が通る余地を示せません。決められた通路条件がある職場ではそれと照合しつつ、普段使う椅子と人の動きで狭くなる位置を確かめてください。

幅400mmの横面へ、何を移すかを決める

この仕様の横面は幅400mmです。広い主天板がもう一枚増える感覚ではなく、電話や一時置き、書類の確認など、用途を絞った作業面として考えます。正面をパソコン、横を紙の作業に分けたい場合も、普段開いている状態の書類を基準にします。

例えばA4用紙を2枚、長辺を縦にして横へ並べると、用紙だけで210×2=420mmの幅になります。幅400mmを横切る向きに並べれば20mm広く、綴じ具や余白まで含めるとさらに場所が必要です。この置き方を常用したいなら、横面の先端を筆記場所にする案は合いにくくなります。用紙を並べる方向を変えられるか、主天板へ広げて横面を一時置きにするかで判断します。

確認するときは、今の机に幅400mmの範囲を示し、電話や書類を実際の大きさで置いてみます。床の模型では出入りは分かっても、天板上で紙をどう開くかまでは分かりません。機器の台座、キーボード、書類の位置を一緒に決め、横へ移したはずの紙が結局キーボードの上へ戻ってこないかを見ます。

書類を棚から取る、内容を画面で見る、紙へ書き込む、戻すという一巡を左右で比べると、選ぶ向きが具体的になります。棚と戻し先が右なら右用が有力ですが、電話が筆記場所を占めるなら、先に物の配置を変えます。左右の問題と、載せる物が多すぎる問題を分けてください。

下肢空間の幅1314mmは、主天板側の脚間を示す寸法です。横面の下でも同じ幅が使えるという意味ではありません。天板下には脚や幕板もあるため、L字の内角へ椅子を回す動きは、商品画像の脚配置と照合します。床に描いた線だけで、肘付き椅子やワゴンまで確実に収まるとは判断しません。

配線口からコンセントまでを、採用する向きでたどる

US-Wは配線ダクトを備えるシリーズで、対象商品の画像では開閉式の配線カバーを確認できます。また、この右用には余ったケーブルを掛けるフック付きの配線受けが2個付属します。机上から下へ落とす場所と余長を収める場所を用意できることは、PCと紙の作業面を分けるうえでも役立ちます。メーカーのUSシリーズ案内も参照できます。

ただし、机の配線設備と、部屋のコンセントまでの経路は別です。右用と左用でPCの位置やケーブルを下ろす側が変わると、同じコンセントを使っても必要な長さが変わります。採用した仮配置に沿ってひもを通し、機器から机の配線部を経て、床や壁の接続先へ届く経路を測ります。

書類の受け渡し面をケーブルが横切る、椅子を引く位置に余長が垂れるという案なら、配線をまとめる場所を変更します。配線受けがあるからどの向きでも同じように使える、と省略しないでください。向きを決めた後の仕上げとして確認し、経路が成立しなければ、机の位置や機器配置まで戻って調整します。

左右専用の形を、席替え後も使えるか考える

固定席で同じ業務を続ける場合は、毎日の書類の流れに合わせて左右を選びやすくなります。一方、担当者や棚の位置がよく変わる職場では、一人の利き手だけに合わせた選択が次の席配置に残る点を考慮します。交代する人にも同じ作業の一巡を試してもらうと、共有できる向きかが分かります。

販売ページには右用・左用やサイズの選択肢がありますが、購入後に同じ天板を左右へ組み替えられるという確認ではありません。右用と左用は購入時のタイプ選択として扱います。席替えのたびに横面の向きを変えたいなら、平机と独立した補助机のように配置を分けやすい方式も比較対象です。

L字デスクの右用・左用と天板カラーを商品ページで確認する 際には、色より先に向きと寸法を照合します。別の幅や主天板奥行を選べば、今回の仮配置もその仕様で作り直します。主天板の奥行600mmと、張り出しを含む外寸奥行1200mmを取り違えないようにしてください。

右側の張り出しが出入りを妨げず、横面へ移す作業も決まるなら、右用L字デスクの商品画像と選択肢を確認する へ進めます。片方が合わない場合は左用へ反転した形で再比較し、どちらでも作業が成立しなければ机の構成から選び直します。